フェルナンド・アロンソは、2019年のF1世界選手権で注目しているのは、ウィリアムズでF1復帰を果たすかつてのライバルであるロバート・クビサだと語る。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、昨シーズン限りでF1キャリアにピリオドを打っており、今年のF1グリッドに並ぶことはない。今年、インディ500に再挑戦して世界3大レースでの3冠を目指すフェルナンド・アロンソは、2020年のF1復帰にむけてドアをオープンにしている。
今年、グリッドに並ぶことはないフェルナンド・アロンソだが、F1はフォローしていくし、特にロバート・クビサの発展に注目していると語る。2019年に注目しているF1ドライバーについて質問されたフェルナンド・アロンソは「ロバート・クビサだ」とコメント。「彼のストーリーは信じられないくらいのものだ。数カ月前まで彼にはレースをするチャンスはないように思えた。彼は失うものが何もないような走りを見せてくれるだろう。実際にそうだからね」また、フェルナンド・アロンソは、今年フェラーリに移籍するシャルル・ルクレールにも注目していると語る。「それからフェラーリにはシャルル・ルクレールがいる。彼は若くて才能のあるドライバーだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「今年、メルセデスが支配する最後の年になるかもしれないと感じている。ルクレールにアドバイスできるとすれば、チャンピオンシップは最後の数戦で決まるということだけだ。あまり焦らずに状況をコントロールし続けて欲しい。ゆっくりスタートして、チームを助けなさいとね」「彼は自分の才能とキャラクターを生かして、チームを助けるためにポイントを獲得することを学び、7月と9月の間に決まることを知っておくべきだ」また、フェルナンド・アロンソは、最近フェラーリF1チームの新チーム代表に就任したマッティア・ビノットについてポジティブな見解を示した。「良いことだと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。「マッティアは技術部門を担当して、彼のリーダーシップのスキルを署名してきた。彼はフェラーリをさらに強くするためにあらゆることをしてくれるだろう」フェルナンド・アロンソは、F1から完全に引退したわけではないとし、2020年に自身3度目のF1ワールドチャンピオンを獲得できれば“最大の喜び”だと語る。「ずっと、さよなら(Goodbye)ではなく、じゃあまたね(See you later)と言ってきたよね」とフェルナンド・アロンソは Corriere della Sera にコメント。「今は勝つための正しいツールを手に入れて新しいチャレンジに挑んでいる。F1では同じことができる状況ではなかった」「2020年の計画はない。もちろん、3度目のタイトルを獲得できたら最大の喜びだろうね」37歳のフェルナンド・アロンソだが、自分の年齢がエリートレベルのレースから引退するべきだと考える理由はないと語る。「シューマッハは43歳までレースをしていた。自分が強いと感じていれば、年齢を気にする必要はない。自分より強い誰かがいると悟るまでレースをするものだ」とフェルナンド・アロンソは語った。