フェルナンド・アロンソは、FIA 世界耐久選手権(WEC)でチャンピオンを獲得することが今の最優先事項だと語る。今年、F1と並行してトヨタからWECに参戦するフェルナンド・アロンソは、開幕戦スパ・フランコルシャン、そして、第2戦ル・マン24時間レースで2連勝を果たしている。
トヨタのチームウェアに自身のブランドであるお馴染みのKimoaのキャップをかぶったフェルナンド・アロンソはで「大きな可能性があるし、僕は数年間スポーツカーを走らせている」と第3戦の舞台となるシルバーストンでコメント。「感触はいい。競争力があると感じているし、雰囲気もいい。もちろん、僕はスパで勝ってるし、ル・マンでも買っているので、今はさらにポジティブに感じている。トヨタはとてもコミットされたチームだし、初日から非常にプロフェッショナルだった。彼らの働き方や準備の仕方を気に入っている」「それはWECも同じだ。僕にとってチャンピオンシップは初日からドアがオープンだった。彼らはかなり満足しているし、全員を幸せにするためにできる限りのことをしている。関わっている全員が満足しているときは、満足できるものだ」来季はF1に参戦しないことが決定しているフェルナンド・アロンソは、2019年はインディカーにフル参戦することが広く噂されている。9月には公式テストに参加されるとも言われているが、まだ何も公式発表はない。「2ヵ月後まで何かを決定したり、発表することはないだろう」とフェルナンド・アロンソはコメント。「たぶん10月くらいになると思う。長く待つことになるし、多くの予測を生むことになるだろうね」世界3大レースでの“3冠”を目標に掲げているフェルナンド・アロンソは、ル・マンを制覇したことで、残しはインディ500で優勝のみとなった。だが、フェルナンド・アロンソは、WECでタイトルを獲得することが今のところの最優先事項だと語る。「“スーパーシーズン”の優先事項のひとつは、ワールドチャンピオンに勝つことだった。最優先事項はル・マンだったけど、2つ目の優先事項はワールドチャンピオンになることだった。今はそれが最大の目標だ」「来年はセブリングとオーストリアの日程が重なっていたけど、今はWECのプライオリティとワールドチャンピオンの可能性がさらに高まっている」