フェルナンド・アロンソは、今年ホンダのF1エンジンを搭載するトロロッソが活躍すると質問が殺到する状況は“笑わせる”と皮肉り、元パートナーのパフォーマンスなど“気にしていない”と語る。フェルナンド・アロンソは、2015年にマクラーレンに移籍する前にフェラーリと関係をこじらせ、過去3年間ではホンダのパフォーマンスに辛辣な言葉を浴びせ続けた。
トロロッソ・ホンダが4位入賞を果たしたバーレーンで同じような質問が集中したフェルナンド・アロンソは、全体的な状況をむしろユーモラスだと捉えていると語る。「2015年と2016年にはフェラーリについて質問された。様々な勝利や表彰台を達成したフェラーリを離れたあとは、フェラーリを離れて後悔していないかと質問してきた」「メルセデスが4年間勝ち続けて、4度のチャンピオンを獲得したら、フェラーリについてはもう聞かれなくなった。質問はトロロッソに変わった」「もしくは、僕は2005年と2006年にルノーと2度のワールドチャンピオンを獲得したけど、彼らは今再び競争力をつけているよね」「僕は他チームのことはあまり気にしていない。元所属チームが好調なときにみんながエキサイトとしている様子は面白いよね」「彼らは僕に質問してくるけど、僕はそれほど気にしていない」トロロッソ・ホンダのバーレーンでの4位入賞についてフェルナンド・アロンソは「彼らにとって非常に素晴らしい週末だったね」とコメント。「でも、正直に言って18年間F1にいると、1回予選で良かったり、良い結果を出したくらいでは、それに答えても意味はない」