マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、今後2カ月間のマシン開発によってマクラーレンが2018年のF1世界選手権で表彰台やポールポジションを争えるかどうかが決まると考えている。 今年からルノーのF1パワーユニットを搭載したマクラーレンで2018年の開幕戦オーストラリアGPを5位でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソは、今後マクラーレンは同じルノーのカスタマーであるレッドブルを目標にできると繰り返している。
しかし、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが戦闘力を上げたのは確かだが、上位勢とのギャップの大きさについては現実的だと語る。「上位勢との間にはまだかなり大きなギャップがあると思っている。でも、これから僕たち次第だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「今後数週間、これから4、5、6レースのうちにパフォーマンスを発揮できるようになるかどうかはチームにかかっている」 「コース上でパフォーマンスを発揮し、そのギャップを縮めて、ポールポジションや表彰台ににある程度近づくことができれば、そこから結果を出せるかどうかは僕たちの仕事になる」フェルナンド・アロンソは、今後数カ月のマクラーレンの頑張りがグリッド上で順位を上げられるかどうかを決定づけると語る。「今後2カ月が今年のチャンピオンシップにおける僕たちの望みにとってかなり重要なものになるだろう」とフェルナンド・アロンソはコメント。「クルマの改善を続けて、どんどんパフォーマンスを引き出していけることを期待している。たとえチャンピオン争いができないとしても、シーズンを通して表彰台、トップ6やトップ5の常連にはなれるかもしれない」「バーチャルセーフティカーやハースの2台のリタイアがあったオーストラリアの5位だけで終わりない。5位が当たり前になってもおかしくないと思っている。それが、これから僕たちが発見し、見い出していくことだ。さっきも言ったけど、結果は自分たち次第という状況は過去3年で初めてと言ってもいいくらいだ。ベストを尽くせるよう頑張るつもりだ」今年、マクラーレンは本当に表彰台の常連というポジションを狙えると思っているのかと質問されたフェルナンド・アロンソは「イエスだよ」とコメント。「僕たちはオーストラリアですでに表彰台まであと2つという位置にいた。ラスト10周は本当に接戦だった。リカルドとキミが戦っていたしね。レースではどんなことが起きてもおかしくない」 「僕は2008年にルノーで2勝を挙げた。KERSが導入された2009年は表彰台に上がった。確かあの年は選手権で9位だったはずだ。でも、僕は表彰台に上がった。F1ではどんなことも可能だ。そういったポジションの近くにいることができれば、遅かれ早かれチャンスは巡ってくるものだ。僕たちはその時にそれを掴めるポジションにいる。今年は十分に可能だと思っている」
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