フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGPの予選でマクラーレン・ホンダにタイヤの取り違えというミスが発生したのは“ストレスのかかる状況”だったとしつつも、それが14番手という結果に繋がったと嘆いた。マクラーン・ホンダは2台揃ってQ2には進んでおり、ジェンソン・バトンは2014年のF1アブダビGP以来となるQ3進出を果たし、5番手のタイムを記録した。これは2015年にマクラーレン・ホンダが復活してからの予選最高位だ。
一方、フェルナンド・アロンソは、悔やまれるミスによって最終セッションでポジションを争う機会を失っている。 「雨の恐れがあったので、Q2は早めにアタックしようとした。ところがタイヤのブランケットを外したら、それは新品タイヤではなく、Q1で使った中古タイヤだった」とフェルナンド・アロンソは説明。「チーム全体が驚いていた。新品を履いた時にはイエローフラッグが出てしまってラップを断念しなければならなかった。スムーズな予選ではなかった」 「Q1の最後は慌てていたし、雨の恐れがあったこともストレスになったと思う。僕たちにはこれで何戦か小さなミスが続いている。僕たちは、コンペティティブとは言えないし、あまり期待できるような立場ではないのだから、レースをしっかりやらないともっと難しくなる。レースは明日だ。リカバーできることを願っている」 ジェンソン・バトンは、セバスチャン・ベッテルとニコ・ロズベルグがギアボックスペナルティで降格することから、2列目3番グリッドからスタートする。フェルナンド・アロンソは、ミスが起きなければ自分もチームメイトと一緒にQ3に進めたととアロンソは感じている。 「そう思うね。もちろんタフだったけど、ペレス、サインツがいなかったので、ハースの2人を倒すだけで良かった。でも、僕たちは予選をうまく実行できなかった」 「僕たちはあまりいいポジションにいるわけではないのに、それに加えてこういう小学校レベルのミスをするなんて悔しい」「14番手からリカバーしようと思ったら、荒れたコンディションが必要だ。どうなるか見てみよう」
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