フェルナンド・アロンソは、F1スペインGのP予選データがマクラーレンのシャシーがメルセデスやレッドブルに1秒しか遅れていないことの証明になると語った。マクラーレンは、F1スペインで2015年にホンダと再びタッグを組んで以来、初めて予選Q3進出を果たしたが、それでもフェルナンド・アロンソのラップタイムは10番手がやっと。ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンには1.981秒の差がついた
フェルナンド・アロンソは、今シーズンが始まる前、ホンダのエンジンのパワー不足によって全体的なパッケージが最強になることはなかったとしても、マクラーレンがF1スペインGPまでにグリッドで一番のシャシーに仕上げられることを期待していると述べていた。フェルナンド・アロンソは、その予想が若干楽観的だったと認める一方で、セクター3のデータは最新アップデートでマクラーレン・ホンダが成し遂げた進歩の大きさを物語っていると主張する。 「セクター3がかなり良い参考になると思う。今日はメルセデスとレッドブルの後ろだ。彼らはかなり手強いけど、この先のレースで僕たちが効率性とメカニカルグリップを増やせればどうなるか見てみよう」 「大勢のライバルよりも前にいる。もしかしたら、そのことに驚く人が多いかもしれないけど、僕たちは違う。シャシーに関して言えば、ウィリアムズ、フォース・インディア、フェラーリよりも前だ」 それでも、フェルナンド・アロンソはF1スペインでQ3に進出した重要性を軽視しており、マクラーレンの上位復活に向けた道のりの小さな一歩にすぎないと述べた。 「ワールドチャンピオンになるという僕たちの目標に比べたら全然たいしたことない。小さな目標だ。そこを超えていかないといけない。なので、Q3に行けるようになったら、今度は入賞の常連になって、表彰台に近づいていく。トップに立つチームになる前にそういうところを通っていかなければならない」「僕たちは正しい方向に進んでいると思っているし、改善し続けて、今回のように結果に反映させていかなければならない。まだまだ道のりは長いし、ポールポジションからもかなり離されている。Q3に進めたことは良かったけど、もっと大きなことはこれからだ。それが近いうちに実現することを願っている」F1スペインGP予選:セクター3 タイム1. ルイス・ハミルトン(メルセデス): 28秒736 2. ニコ・ロズベルグ(メルセデス): 28秒786 3. ダニエル・リカルド(レッドブル): 28秒931 4. マックス・フェルスタッペン(レッドブル): 29秒151 5. フェルナンド・アロンソ(マクラーレン): 29秒198 6. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ): 29秒284 7. バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ): 29秒314 8. キミ・ライコネン(フェラーリ): 29秒335 9. ジェンソン・バトン(マクラーレン): 29秒454 10. カルロス・サインツ(トロ・ロッソ): 29秒474
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