フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダのドライバーとしてF1キャリアを終えたいと思っていると述べた。今年、複数年契約を結んでフェラーリからマクラーレンに復帰したフェルナンド・アロンソは、引退するまでに他のF1チームで走るとは思っていないことをリポーターに明かした。
ドライバーとしてのキャリアを終えたあと、チームマネジメントに加入することを考えているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そういうことは考えていない。F1で15〜17年間過ごせば、たとえそれがどうであっても、それで十分だ」とコメント。「フェラーリ時代も同じ例だと思う。人生のその部分のループを閉じるだろう」「僕は3歳だったときに父のレプリカのマクラーレン・ホンダでスタートした。マクラーレン・ホンダとF1そのものを終えるだろう。それでも人生の3分の1だ」「素晴らしい経験だろうし、素晴らしい思い出や友好関係があるけど、引退したときからノーマルな生活がスタートするだろう。マネージャーとしての自分は想像できない。それで十分だと思う」マクラーレン・ホンダは厳しいシーズンスタートを切ったが、フェルナンド・アロンソは、競技者としてのプライオリティは年齢とともにわずかに変化したと述べた。「もちろん、僕たちはスポーツマンなので勝ちたいし、僕たち全員が競争的だ。でも、この年になり、キャリアのその時期になると、別のことにも目を向けていくものだ」「幸運にも僕はチャンピオンを獲得したし、多くのグランプリで勝ってきた。今はより幸せに感じることがあるし、トロフィを獲得するよりも、自分の仕事や自分のチームがやっていることをより誇りに思うときがある」「成熟した心のステージに到達すると、人生における異なるプライオリティを持つときもある」関連:フェルナンド・アロンソ 「フェラーリでキャリアを終えたい」 - 2009年10月1日
全文を読む