フェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGPのスタート直後の事故で怪我を免れたのは幸運だったと感じていると述べた。チャンピオンシップをリードするフェルナンド・アロンソは、1コーナーでロマン・グロージャン、そしてルイス・ハミルトンに衝突されてリタイアした。ロマン・グロージャンのマシンは、アロンソのマシンを飛び越えて、さらにセルジオ・ペレスのマシンにぶつかった。
セバスチャン・ベッテルに24ポイント差まで迫られたフェルナンド・アロンソは「ポイントを失ったのでがっかりしているよ」とコメント。「でも、映像を見れば、5日後にモンツアでマシンに乗れるのは幸運だ。グロージャンのマシンがとても近かったので、手、さらには頭にぶつかる可能性もあったからね」「マシン上部の全てが壊れたと思う。その点ではラッキーだったね」フェルナンド・アロンソは、リプレイ映像を見るまで、どのような事故が起こったのかわからなかったと述べた。「テレビを見るまでわからなかった。衝突がどれくらい大きいのか、マシンがどれくらいの速さで越えて行ったのかをイメージするのは難しいからね」「テレビで見て、グロージャンとルイスが接触していたのがわかった。彼らはコントロールを失い、僕の前にきた」フェルナンド・アロンソは、マシンを降りる前に自分の状態を確認するのに数秒かかった。「背中に痛みがあったので、数秒間マシンに留まった」「そのあと、ちょっと出火があったので、彼らは消火器を持ってきた。煙で呼吸ができなかったので、飛び出ることに決めた」フェルナンド・アロンソは、事故の前にも波乱がたくさんあったと述べた。「最初のは(パストール)マルドナドだった」「まだ赤信号なのに、彼がすでに2〜3番手にいたので驚いたよ。かなりのジャンプスタートだったね」「スタートは良かったし、ザウバーの2台を追い抜いて3番手にいた」「ターン1を始めたら、電車が来たような感じだった。かなり大きな衝撃だったよ」