フェルナンド・アロンソが、F1アブダビGPのレースを振り返った。今の心境はいかがですか? 落ち込んでいますか?そうだね。またレースが終わってから30分だし、悲しいよ。でも、今できることは何もない。望んでいたようなレースではなかった。スタートでマクラーレンが(セバスチャン)ベッテルをオーバーテイクしてくれることを期待していた。でも、今回バトンのスタートはとてもよかったけど、(ルイス)ハミルトンはそうではなかった。その時点では良いポジションにいた。そのあとセーフティカーが出動した。
最初に(ヴィタリー)ペトロフがピットストップを決断したのは少し予想外だったし、ウェバーはかなり早めにピットストップした。僕たちはウェバーとペトロフを抑える必要があると気づき、ウェバーを抑えて彼の前に出ることに決めた。最終的には正しくなかったかもしれないけど、レース後に戦略を考えるのは簡単なことだよ。でも、もう何も変えられないし、僕たちより良い仕事をした人がチャンピオンシップの最後により多くのポイントを獲った。なので、彼らを祝福したい。レース中のペトロフはいかがでしたか?僕たちのFダクトは問題なく働いていたけど、ルノーは直線でとても速かった。昨日から彼らが少ないリアウイングで走っていたのはわかっていたし、ルノーはセクター2ではとても速かったけど最終セクターではそれほど速くなかった。でも、レース中にポジションを守るには十分だったね。一年で今回がもっとも落ち込んでいますか?全員に浮き沈みがあって面白いシーズンだった。僕たちにとって良い一年だったと思うし、フェラーリとの一年目だった。ここ数年はQ3にいるために戦っていたけど、今はやっと再びワールドチャンピオンを争えるようになった。今年5勝できたし、ニキ・ラウダやファン・マヌエル・ファンジオの前に出られた。そのリストでこんなに多くのことを成し遂げられるとは思っていなかったので、とても特別なことだよ。一年の間には、良い時も悪い時もあった。ベストはモンツァだし、ワーストは予選で走れなかったモナコだ。今年のことはずっと忘れないと思うし、最終的な結果にかかわらず、僕たちは3番目に速いクルマで最後のレースまでドライバーズチャンピオンシップを戦っていた。コンストラクターズチャンピオンシップ3位を誇りに思うし、チームが成し遂げた仕事、レース後半のアプローチを誇りに思っている。僕たちは序盤にエンジンにトラブルを抱え、最後の4レースからエンジンがとても限られていたけど、最後のレースの最終ラップまでチャンピオンシップを争うことができた。全体的に僕たちはベストを尽くしたと思っている。今日ベッテルがタイトルを獲得すると思っていましたか?チャンピオンシップも候補者は3人だったと思う。ルイスはちょっと難しかったと思う。でも、レッドブルの2人ではベッテルが最も危険だった。彼はたいてい最速だったし、いつものようにレースで彼らが1番手と2番手で、ベッテルが前の場合はリスクだった。ここではマクラーレンも速かったし、彼らの後ろにいるのがわかった。チームがあなたに指示を出したとき、ピットインしないという可能性はありましたか?考える時間はなかったし、ウェバーがストップするのを見て、フェリペもストップした。ウェバーはタイムを稼いでいたので、僕たちは選択しなければならなかった。僕たちは、ピットインしてウェバーの前に留まるか、ピットストップせずに彼を僕たちの前に入れるかのとちらかを決断した。確かにレース後に考えれば、バトンのように留まっていれば十分だったかもしれない。ソフトタイヤがもっと多くデグラデーションしそうだったかで、もっと多くのクルマをオーバーテイクできたかは決してわからない。来年はもっと強くなって戻ってくるとより決意を固めていますか?より強くなるのは間違いない。今年バーレーンの前に7日間テストをしたけど、ステアリングホイールのすべてのボタンが何であるかわからずに到着したし、メカニックやエンジニアの名前もわからなかった。5〜6回レースをしたくらいではじめて快適に感じられるようになった。今はここをとても快適に感じているし、より多くの自信をもって来年をスタートできる。来年は良いポジションからスタートすると思う。僕たちが3番目に速いクルマで最後のレースでチャンピオンシップを争っていたのは疑いのないことだし、来年はもっと高い位置にいられるだろう。