アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、新型コロナウイルス危機を乗り切るためにF1内で協力関係が築かれていることに満足していると語る。2020年のF1世界選手権の再開の目途がたっていないがめ、F1チームは収入減に直面しているが、対照的にコストはそこまで急激に削減されるわけではない。それは例えば飲料メーカーであるレッドブルにも影響を及ぼしている。
フレデリック・バスールは、この厳しい時期を生き抜くためにF1チームは協力しなければならないと主張する。「この危機はすべての人に影響を与えている」とフレデリック・バスールは語る。「我々F1という集団としては対応を考え出さなければならない。 F1全体として堅実なままでいられるように、誰が最も厳しい影響を受けるかではなく、集団として強い反応を生み出せるような解決策を見つけることが重要だ」したがって、フレデリック・バスールは、政治的なナンセンスがしばらく忘れられ、F1に関わるすべての人々が協力していることをうれしく思うと語る。「FOM、チーム、FIAは連携して取り組んでいる。これはこの危機の良い面だと思う。我々は今、より協力している。協力すれば、我々もより強くなれる」フレデリック・バスールは、どのF1チームが最も大きな打撃を受けるかはすぐにはわからないが、新型コロナウイルスの影響を受けないチームなどないと語る。「もちろん、私はビッグチームの状況よりも自分のチームの状況に重点を置いている。私も彼らの状況を正確に認識していないと言わざるを得ないが、誰もがそれに対処する必要があると思いう」「すべての自動車メーカーも同様に危機に直面しているし、レッドブルはおそらく昨年よりも缶の販売数が少ない。世界中のパブやバーは閉鎖されているからね」
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