アルファロメオ・レーシングは、2020年F1マシン『C39』をFIAの義務的なクラッシュテストに合格させた。昨年12月、アルファロメオ・レーシングは、ミラノ近郊のCSIの施設でクラッシュテストに臨んだが、1回目の試みでシャシーは大破したと報じられている。チームは、2020年に向けて非常に極端な形状のフロントノーズを採用しており、前面衝突テストを繰り返さなければならなかったとされている。
しかし、今回アルファロメオ・レーシングは無事にクラッシュテストに合格し、『C39』のシャシーはホモロゲートされ、プレシーズンテストでの走行が保証された。すでにレーシングポイント、フェラーリ、ハースF1チーム、ウィリアムズ、そして、アルファタウリがクラッシュテストの合格を報告している。アルファロメオ・レーシングは、2020年F1マシン『C39』を2月19日のプレシーズンテスト初日の朝にガレージで披露するとされている。アルファロメオ・レーシングは、2020年からポーランドの石油会社PKNオーレンを共同タイトルスポンサーに迎え、『アルファロメオ・レーシング・オーレン(Alfa Romeo Racing ORLEN)』として参戦。マシンからはPKNオーレンのコーボレートカラーに近いレッドになると報じられている。