レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1ロシアGPの予選Q1でのクラッシュは、ターン13で強い追い風に捕まったことが原因だと語った。1回目のアタックで18番手タイムだったアレクサンダー・アルボンは、Q1突破を目指して2回目のアタックに入っていた。しかし、ターン13のブレーキングでリアのコントロールを失ってスピン。後方からバリアに衝突した。
今週、ホンダF1の新品のスペック4エンジンを投入したことで5グリッド降格ペナルティが決定していたアレクサンダー・アルボンだが、19番手タイムとなりまさかのQ1敗退となった。アレクサンダー・アルボンは、クルマからより多くのラップタイムを引き出そうとして、コーナーにあまりに速いスピードで入ってしまったと語る。「ちょっと熱くなってしまっていたという他に言いようがない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「とにかくフラストレーションを感じている。あの場所は追い風で、とにかくそれに捕まってしまった」今週末、アレクサンダー・アルボンはチームメイトのマックス・フェルスタッペンに匹敵することに苦労している。マックス・フェルスタッペンはQ3進出を果たして4番手タイムをマーク。アルボンと同じく5グリッド降格を受け、9番グリッドからスタートする。状況を好転するには何が鍵となると思うかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「FP3でのレースペースはそれほど悪くなかった。レースのスタートのターゲットを自分自身で少し難しいものにしてしまった。でも、どうなるか見てみるつもりだ」とコメント。アレクサンダー・アルボンは、日曜日の決勝をトロロッソのダニール・クビアトの前の19番グリッドからスタートことになる。