元F1ワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテルは、現役引退から時間が経った今もなお、復帰の噂が絶えない。しかし、本人によれば“最も身近な存在”から思わぬストップがかかっているという。2022年シーズンをもってF1から引退したセバスチャン・ベッテルだが、ルイス・ハミルトンをはじめとする関係者からは、復帰の可能性を示唆する声も上がっていた。特に新規参戦を控えるアウディが有力な復帰先として取り沙汰されていたが、同チームはすでにニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトの起用を発表しており、現実味は薄...
そうした中、セバスチャン・ベッテルはSky Sports F1ドイツ版のポッドキャストに出演し、自身の子どもたちから“F1復帰禁止令”が出されていることを明かした。「子どもたちから『もう運転しちゃダメ』と言われていてね」と語ったベッテル。「彼らは僕が家にいることをとても喜んでくれている。それを聞くのは素晴らしいことだよ」さらに、引退後の生活については次のように述べた。「F1の外でも自分なりのリズムを見つけられたし、家庭の平和も保てている。新しい生活にも慣れてきたよ」一方、コックピットに戻る可能性は薄れているものの、セバスチャン・ベッテルには別の形でのF1復帰が囁かれている。レッドブルの育成プログラム責任者であるヘルムート・マルコの後任候補として、ベッテルの名前が浮上しているのだ。この件について問われたベッテルは、「それは簡単に答えられるような話じゃないよ」と、含みを持たせつつも慎重な姿勢を見せている。