ザウバーは、ギド・ヴァン・デル・ガルデを2014年のリザーブドライバーに起用することを発表した。昨年ケータハムでF1デビューを果たしたギド・ヴァン・デル・ガルデだが、2014年はレースシートを失い、ザウバーでエイドリアン・スーティルとエステバン・グティエレスのリザーブドライバーを務めることになった。ギド・ヴァン・デル・ガルデは、選択された金曜フリー走行でザウバーのマシンを走らせる契約になっているという。
「僕のキャリアにおける重要なステップだと考えている」とギド・ヴァン・デル・ガルデはコメント。「新車の開発面でチームを助けることが僕のゴールだ。でも、もちろん、僕はレーシングドライバーだ。自分に能力があること、そして、2015年のザウバーのレースシートに値することをチームや他のみんなに示したい。結局のところ、僕の野心は変わっていない。F1での成功、特に長期的な成功をするために高いモチベーションを持っている」「F1を味わうチャンスを与えてくれたケータハムにはとても感謝している。チームと素晴らしいシーズンを過ごしてきたし、多くのことを学ぶことができた。積んだ経験は残りのキャリアで確実に役に立つと思う」「今はザウバーと契約できたことに本当に興奮している。あらゆるドライバーにとって、ザウバーのような確立されたチームで働くことは夢だ。近年、目覚ましい結果を残りしている。このチャンスに本当に感謝しているし、成功するために全力をつくすつもりだ」ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「彼はGP2で4年間の経験を積んでいますし、F1で1年間走りました」とコメント。「それらは我々のチームとうまく働くための十分な証明書です。ギドはしばしばレースドライバーとしての才能を示してきました。同時にチームは、彼のスキルをさらに発展させるために彼をサポートしたいと思っています。ギドは、次のステップに進むにふさわしい姿勢をみせています」ギド・ヴァン・デル・ガルデは、2014年のケータハムのレースシートにおいて小林可夢偉のライバルだったが、シート争いから離脱したことで、小林可夢偉のF1復帰はかなり近くなったといえる。