ブルーノ・セナは、来週中にF1の冬季テストを最終決定し、11月のバルセロナでホンダで初のF1テストに参加するとみられている。ブルーノ・セナは、2009年のF1昇格に向けて複数のチームと交渉をしているが、ホンダとトロ・ロッソが有力候補とみられている。11月テストに関するホンダとの交渉はかなり進んでいると見られているが、ブラジルGPのパドックに姿を現したブルーノ・セナは、正式な契約はまだないと主張する。
「交渉はしているけど、決定はチャンピオンシップが終わってからだ。彼らには履行するべき契約があるし、それまでは何もできないからね」「僕がホンダやトロ・ロッソ、他のチームと交渉していることは秘密はない。でも、まだどことも契約していない。何もサインしていないことをみんなに伝えることが重要だ。来年の契約はまだないよ。」「来週になれば、11月のテストを発表できると思う。遅いよりは早くに決まってほしいね。来年どうするかを交渉しているときはドライバーは神経質になるもんさ」セナはGP2から昇格する準備ができていると考えているが、F1のチャンスがなければもう1シーズンGP2シリーズに参戦すること可能性もあると語る。「もう1年GP2に参戦しなくてはならないとしても、多くのことを学べるだろうし、F1へのさらなる準備になる。でも、F1に行っても、十分うまくやれると思うし、十分に学ぶことができていると思う。その方がGP2でもう1シーズン過ごすよりも良いポジションだと思う。でも、状況がどうなるかは様子を見なければならない」噂では、ブルーノ・セナの個人スポンサー"Embratel"を所有するメキシコの通信会社"Telmex"が、セナが来年レース・シートを獲得した場合のスポンサーシップについてホンタと交渉中だという。ホンダは来年、ブラジルの石油会社ペトロブラスと2,000万ドル(約19億7,000万円)という多額のスポンサーシップ契約を結んでいる。
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