ロベルト・メルヒは、来年F1でサードドライバーやリザーブドライバーを務めるよりもGP3でレースをしたいと述べた。今シーズン以降のロベルト・メルヒの将来は不確定であり、マノーが彼を保持するかどうかを待っている状態となっている。だが、最終7戦のうち5戦をアレキサンダー・ロッシに譲ることになった状況を考えれば、2016年にマノーのレースシートを獲得する可能性は低そうだ。
シンガポールと日本を逃したロベルト・メルヒは、アレキサンダー・ロッシがGP2に集中したロシアでコックピットに戻ったが、最終戦アブダビまでの3戦はまたシートを明け渡す。ロベルト・メルヒは、2016年にバックアップに回るつもりはないと述べた。「トラックには行くけど、クルマを運転できないのは本当に退屈だ」とロベルト・メルヒは Autosport にコメント。「サードドライバーに過ぎないことは僕が求めていることではない。トラックに行って、運転しないなんて嫌だね」「F1でサードドライバーになって走れないなら、むしろGP3で走りたい。他でレースをした方がずっと楽しいからね。少なくとも走れるからね」ロベルト・メルヒは、新シャシー、メルセデスのエンジン、ウィリアムズのトランスミッションによって、2016年のマノーのシートが現状から大きく進歩すると認める。「メルセデス・エンジンは大きな改善になるだろう。トラックによっては2秒くらい速くなるかもしれない」「ギアボックスも新しくなる。全てが助けになるだろう。それらの組み合わせ絵でクルアはずっと競争的になるだろうね」「来年、マノーは今年よりもずっとポイントを獲得できるポジションにいるだろうし、それはチームといたいという僕の願望を強めている」「今年、チームメイトとしか戦えないとわかっている状況は変な感じだった。でも、来年のマノーは多くのクルマと戦えると思う」今年、F1の仕事と平行して、フォーミュラ・ルノー3.5の半シーズンを戦ったロベルト・メルヒは、F1以外の“オプション”にも目を向けていることを認める。「来年もF1にいることを目指す必要があるけど、僕の気持ちはオープンだ」「WECやインディカーのような面白いカテゴリーはたくさんある。F1以外では最も魅力的な2つのシリーズだね」「世界耐久選手権は素晴らしいチャンピオンシップだし、クルマも本当に速い」「現在、僕のマネージャーは、来年何が僕にとってベストかを検討している」
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