F1マレーシアGPでマノー・マルシャからF1デビューを果たしたロベルト・メルヒは、次戦F1中国GP以降も同チームから参戦できることを望んでいる。スペイン出身のロベルト・メルヒは、今のところマノー・マルシャのメンバーであり、レースドライバーとしてオーストラリアGPとマレーシアGPに参加した。オーストラリアGPではトラブルが解決できずに1度も走ることができなかったマノー・マルシャだが、マレーシアGPではフリー走行からトラックにマシンを送り出した。
ロベルト・メルヒのチームメイトであるウィル・スティーブンスは、テクニカルトラブルによってグリッドにつくことができなかったが、ロベルト・メルヒはレースデビューを果たした。なんとかチェッカーフラッグを受けたロベルト・メルヒだが、2014年型F1マシンに微調整を加えたマノー・マルシャのマシンはペースが大きく遅れ、ロベルト・メルヒは3度も周回遅れにされた。ロベルト・メルヒは、チェッカーフラッグを見る頃には、絶え間ないブルーフラッグと同様のサインを示すライトに気分が悪くなっていたと認めた。「マシンを行かせるのではなく、彼らとレースできることを願っていた。あの瞬間、マノーにできる効果的な手は何もなかったから」とロベルト・メルヒは述べた。El Mundo Deportivo は、ロベルト・メルヒが、レース後にシャワーを浴びてすぐにスペインへ戻るためにクアラルンプールの空港に直行したと伝えた。F1といくつかの日程がぶつかるが、ロベルト・メルヒは、ポンズ・レーシングとフォーミュラ・ルノー3.5へのフルシーズンの契約を結んでおり、アラゴンでテストを行うことになっている。ロベルト・メルヒは、より多くの資金を有するペイドライバーが現れれば、マノー・マルシャがドライバーを交代することを承知している。「モーターランドのテスト後、チームがもう一度僕を信じて中国GPに起用してくれるとことを願っている」「何が起ころうと、夢を叶えるチャンスをくれたマノーに感謝している」
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