PUREの代表を務めるクレイグ・ポロックは、2013年のエンジン変更にむけて、新しいF1エンジンを年末にも試験台でテストする準備が整っていると述べた。PUREは、F1計画を発表したばかりだが、クレイグ・ポロックは新しい1.6リッター4気筒ターボエンジンの作業が順調に進んでいることを明らかにした。クレイグ・ポロックは、2013年仕様のF1エンジンを今年後半にダイナモでテストする予定だと述べた。
「年末頃になるだろう」とクレイグ・ポロックはコメント。「F1内のいろいろな人々と話した感じでは、我々はフィールドより前にいると思う。メルセデス、フェラーリ、ルノーの全てが、2012年末まで継続される現在のV8エンジンのプログラムを実施していることを忘れてはいけない。彼らは全員、それらのエンジン開発を続けなければならない。現時点で我々は1台のエンジンに集中している」2009年にマシン設計をスタートして、2010年のチャンピオンを獲得したブラウンGPの準備作業と類似したアドバンテージがあるかと質問されたクレイグ・ポロックは次のように述べた。「ブラウンGPのアプローチは、非常にうまく行われたし、チャンピオンシップ獲得は彼らにとって素晴らしいことだったと思う。我々も同じアプローチだと言いたいが、走る前に歩いている状態だ」クレイグ・ポロックは、時間までにエンジンに必要なテストが、適切なカスタマーチームのマシンで実施できると確信している。「我々はそれまでにカスタマーを得られると思う。現時点で、F1に参入しようとしている全てはカスタマーだと思っている。そう確信している。見当がついているわけではない。単なる推測だ」