セルジオ・ペレスは、来年フェラーリでフェルナンド・アロンソのチームメイトになる可能性があることを認めた。メキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスは、フェラーリのドライバー育成プログラムのトップに位置しており、現在フェラーリエンジンを搭載するザウバーでF1に戦っている。誰がフェリペ・マッサのシートの最有力候補かという質問に「僕たちだと思う」とセルジオ・ペレスは Marca に主張。
「最終的には今年の結果次第だし、僕にとって今年は非常に重要だ」セルジオ・ペレスは少なくとも自分が候補であることを認めている。「そうだね。でも、今シーズンはまだ始まってさえいないし、一年で全てが非常に早く変わっていくものだ。まだわかっていないこともただくさんある」「僕にとって、フェラーリは偉大なチームだし、全てのドライバーがいつかチャンピオンシップで優勝することを夢みるチームだ。でも・・・様子をみてみたいね。いつかそこにいたいと思っている」セルジオ・ペレスは、フェラーリに非常に愛されているナンバー1ドライバーのフェルナンド・アロンソは、手強いチームメイトだと考えている。「とても手強いね。チームメイトとしてはアロンソはグリッドで最も手強いドライバーだと思う。彼のことはとても尊敬している」だが、フェラーリのシート候補に挙げられてはいるものの、メキシコのスポンサーであるテルメックスからの強い支援により、セルジオ・ペレスはまだ“ペイドライバー”との見方を脱していない。「最近は、多くが支援に依存している」とセルジオ・ペレスは認める。「でも、僕は才能はプライオリティのままだと思っている」「サポートされているドライバーであっても、下手なドライバーはグリッドにいないと思う」「テルメックスと多くの資金とともに来たことで非難された。でも、考えてみて欲しいけど、GP2で5勝してタイトルに10ポイント差だったドライバーが次の年にF1に行くのは普通のことだと思う」「(テルメックスの)影響はあるけど、それが僕がここにいる理由だというのはフェアではないと思う」