ロードレース世界選手権第12戦サンマリノGP決勝レースでの転倒事故で亡くなった富沢祥也選手の通夜が14日、出身地である千葉県旭市の東総会館で行われれ、レース関係者や同級生、ファンなど1100人が参列。故人をしのんだ。祭壇には笑顔の遺影とともにライダースーツ、ヘルメットなどの遺品が飾られ、バレンティーノ・ロッシや親交のあったV6の長野博、日本GPで富沢選手のグリッドガールを務める予定だったAKB48の板野友美らからの多くの供花で埋め尽くされた。
富沢選手と同じMoto2クラスに参戦する高橋裕紀は「まだ信じられない。彼の遺志を継いで走り続けるしかない」と語った。