MotoGP 第2戦スペインGPの決勝レース(周回数25ラップ)が7月19日(日)にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、最高蜂クラス1年目に新人王に輝いたファビオ・クアルタラロがポールポジションから優勝。最高蜂クラス20戦目で初優勝、通算2勝目を挙げ、キャリアで初めてポイントリーダーに飛び出した。
気温32度、路面温度53度のドライコンディションの中、3番グリッドのマルク・マルケスは、スタート直後の1コーナーを2番手で抜け出した後、3ラップ目にトップに飛び出し、後続を引き離したが、5ラップ目の4コーナーで転倒を回避してコースアウト。マルクス・マルケスはグラベルで体勢を立て直して18番手でレースに復帰。5ラップ終了の時点でトップから8.444秒差の16番手だったが、15人を抜いて、3番手に浮上。だが、トップから5.327秒差、2番手に0.185秒差まで接近した22ラップ目、ラスト4ラップの3コーナーでハイサイドから転倒。オープニングレースでの転倒リタイアは、中量級1年目の2011年以来3度目となる。2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、ホールショットを決めた後、3ラップ目に2番手に後退したが、4.603秒差の2位。昨年10月の第19戦マレーシアGP以来2戦ぶりに表彰台を獲得すれば、7番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、4人の表彰台争いに競り勝って、5.946秒差の3位。5番グリッドのジャック・ミラーは、6.668秒差の4位。8番グリッドのフランコ・モルビデッリ、6番グリッドのポル・エスパルガロ、4番グリッドのフランチェスコ・バグナイア、15番グリッドのミゲール・オリベイラ、12番グリッドのダニロ・ペトルッチがトップ9入り。13番グリッドの中上貴晶は、21.553秒差の10位。10番グリッドのジョアン・ミルは、2ラップ目に転倒。9番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、10番手を走行していた19ラップ目にリタイア。公式予選2の転倒で右肩を負傷したアレックス・リンスとウォームアップ走行の転倒で脳震盪と頚椎を負傷したカル・クラッチローは欠場した。次戦の第3戦アンダルシアGPは、来週末に当地で開催する。Pos.No.RiderTeam 120ファビオ・クアルタラロペトロナス・ヤマハSRTヤマハ212マーベリック・ビニャーレスモンスターエナジー・ヤマハMotoGPヤマハ34アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チームドゥカティ443ジャック・ミラープラマック・レーシングドゥカティ521フランコ・モルビデリペトロナス・ヤマハSRTヤマハ644ポル・エスパルガロレッドブルKTMファクトリー・レーシングKTM763フランチェスコ・バニャイアプラマック・レーシングドゥカティ888ミゲル・オリベイラレッドブルKTMテック3KTM99ダニロ・ペトルッチドゥカティ・チームドゥカティ1030中上貴晶LCRホンダ・イデミツホンダ115ヨハン・ザルコレアーレ・アビンティア・レーシングドゥカティ1273アレックス・マルケスレプソル・ホンダ・チームホンダ1333ブラッド・ビンダーレッドブルKTMファクトリー・レーシングKTM1453ティト・ラバットレアーレ・アビンティア・レーシングドゥカティ1538ブレッドリー・スミスアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリアRT93マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チームホンダRT27イケル・レクオーナレッドブルKTMテック3KTMRT46バレンティーノ・ロッシモンスターエナジー・ヤマハMotoGPヤマハRT41アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリアRT36ジョアン・ミルチーム・スズキ・エクスタースズキ
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