メルセデスF1のルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、メインのライバルだと考えていたレッドブル・ホンダの不調に驚いている。メルセデスF1は、ルイス・ハミルトンが去年のタイムを1.1秒上回るコースレコードでポールポジション、バルテリ・ボッタスが2番手とフロントローを独占。一方、レッドブル・ホンダは昨年の予選タイムを下回り、マックス・フェルスタッペンは7番手で予選を終えている。
予選後の記者会見でマックス・フェルスタッペンとのギャップが1.4秒あったことを知らされたルイス・ハミルトンは「知らなかった。とても大きなギャップだ」とコメント。「今週末ここまでの差がつくなんてまったく予想もしていなかった。去年、彼らがここでどれくらい速かったかは皆さんもわかっているよね」「ここはパワーサーキットではないし、マシン、メカニカルグリップ、空力パッケージが要求されるトラックだ。彼らは今日示した結果よりも優れたパッケージを持っていると思っていた。全員が素晴らしいラップをしていたかどうかはわからないけど、いずれにしても大きな差だ」バルテリ・ボッタスも「彼らに何か問題があったの?」と驚きを隠さない。「とても驚いている。ここでオーストリアよりも彼らが迫らってくるばかり思っていた。彼らがどういうセッションを過ごしたのか詳細は知らないけど、クリーンなラップが得られなかったとか、何か問題があったのでは?」「今週末、彼らは全く近づいてこなかった。そうだね、とにかく驚いている。もちろん、詳しいことは知らないけどね」