マノーのオーナーであるスティーブン・フィッツパトリックは、チーム株式の売却が進行していることを認めた。F1ブラジルGPでザウバーにコンストラクターズ選手権で抜かれ、賞金を失う可能性が高まったことで、マノーが買い手と交渉しているとの報道が加速した。2014年に消滅の危機にあったマノーを救ったスティーブン・フィッツパトリックは、新たな投資家とチーム株式の売却で合意に達していることを認めた。
「現在、我々は投資家と契約面で合意しており、まだそれを通して働いている。詳細についてはあまり話すことができない」とスティーブン・フィッツパトリックはコメント。エネルギー企業Ovoの創設者であるスティーブン・フィッツパトリックは、マノーが匿名の投資家に完全に買収されるのか、もしくは部分的なのかについてはコメントを避けたが、それが大きな取引であることを示唆した。「私がスタートからかなりはっきりとしていることのひとつは、現在のF1では、資金はパフォーマンスと同等だということを受けれているたということだ」「なので、より多くの資金をもたらし、チームの発展と進歩を援助してくれるであろうことに対して、私はとてもオープンだった。それが別の投資家を連れてくるということであれば、それが過半数株式であっても、私はそうすることに満足だった」