パストール・マルドナドは、ウィリアムズとは互いにうまくいっていなかったと感じており、今シーズン末でチームを離れることに満足していると述べた。ウィリアムズは、2014年のドライバーとしてフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスと契約したことを発表。パストール・マルドナドとウィリアムズとの3年にわたる関係は終わりを告げた。
パストール・マルドナドは、ウィリアムズでF1初勝利を挙げているが、悲しいというよりも、実際にはチームを出て行くことに満足していると述べた。「とても満足している」とパストール・マルドナドはFOTAファンフォーラムで述べた。「2ヶ月前からチームと話し合っていたし、チームを離れたいと思っていた。そういうことだ。それにはとても満足している」「僕の決定だった。シンガポールでほぼチームを離れる決断をしていたし、100%僕の決断だった」ウィリアムズを離れることについて、パストール・マルドナドは、チームが最終的に自分に相応しいと思うクルマを与えられなかったことが理由だったことを示唆した。「自分のためよりもチームのために多くの結果を残したと思っている」「僕たちは勝利を挙げたし、去年はとても良い結果だった。今年でさえ、僕たちはかなり良いレースをしていた。でも、それが全てではない」「僕はもっと多くのものを待っている。F1にもっと多くのことを期待している」なぜ、レースで優勝した2012年のようなシーズン後にチームとの関係が悪化したのかと質問されたパストール・マルドナドは「おそらく、去年よりも今年の方が多くのことを学んでいると思う」とコメント。「確かにタフな一年だったし、全チームにとって非常に厳しかった。僕の決断は、個人的にチームに十分に満足できなかったからだ」「異なることにトライしたかった。たぶん、僕と僕のキャリアにとって非常に重要な時間なのかもしれない。タフな決断だったけど、素晴らしい決断だ」パストール・マルドナドは、2014年のロータスの候補に挙がっており、ロータスがカンタムとの財政的な契約を完了できない場合のチームの最有力候補だとされている。しかし、パストール・マルドナドは、まだ何も確定しておらじ、他にもまだ選択肢はあると主張。おそらく、それはザウバーとフォース・インディアだと思われる。「ロータスと交渉しているのは確かだけど、もう2〜3の選択肢がある」とパストール・マルドナドはコメント。「僕がどうしたいかという考えはあるかもしれない」「僕たちはそれに取り組んでいる。もうすぐ最終的な決定を下して、来年のルートがクリアになることを願っている」関連:ウィリアムズ、フェリペ・マッサとの契約を正式発表