7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、噂されたF1引退について「やめるとは言っていない」と改めて否定。2022年に再び攻撃すると述べた。F1アブダビGPの物議を醸すファイナルラップでマックス・フェルスタッペンにドライバーズタイトルで敗北を喫したルイス・ハミルトンのF1での将来は議論の的となった。
レース直後に将来について質問されたルイス・ハミルトンが「来年についてはそのうち分かる」と述べたことで、2022年にグリッドに戻らないと可能性があると多くの人に解釈され、メルセデスF1チームのボスであるトト・ヴォルフもハミルトンが戻るかどうかは保証できないと述べていた。FIA年間表彰式を欠席するという事実はあったが、ルイス・ハミルトンは沈黙を保っていただけであり、周囲が引退説を語ったに過ぎなかった。メルセデスF1の2022年F1マシン『W13』の発表会に出席したルイス・ハミルトンは「決してやめるとは言っていない」とコメント。「自分がやっていることが大好きだし、特権だと思っている。でも、もちろん、大変な時期だった。一歩引いて、今に集中する必要があった」「そして、トトやジョージと一緒に、再び攻撃することに決めた」新車W13についてルイス・ハミルトンは「これを生み出すのにかかった時間には度肝を抜かれる」とコメント。「これまで誰もやったことがないことを成し遂げた。全員がハングリー精神を持っていて、今年のマシンに力を注いでいるのを見るのはとてもいいことだ。刺激的だし、力が湧いてくるね」