フェラーリは、F1カナダGPの決勝レースで、キミ・ライコネンが4位、セバスチャン・ベッテルが5位だった。キミ・ライコネン (4位) 「今日の結果は理想的ではない。最終的な結果以上のことを期待していた。スタートはとても良かったけど、その後、1コーナーでメルセデス勢を追い抜けるだけのスピードがなかった。タイヤはそれなりに問題なく機能していたけど、こういうタイプのサーキットでは燃料セーブがかなり大きな役割を持つし、それによって今日のスピードが制限されてしまったのは間違いない」
「スピンは昨年とまったく一緒だ。この週末を通してずっと何の問題もなかったのに、どういうわけか、今日は2回のアウトラップともスロットルに変な感じがあってコントロールできなかった。とても不運なことだ。そのあとはリカバーしようと頑張ったけど、ウィリアムズとは戦略が違うことがわかった。全体としてはとても良い週末だったと思うし、特定のエリアに関しては間違いなく改善している。でも、当然この結果は僕が今朝予想していたものではない。懸命に取り組み続けて、改善し続けていきたい」セバスチャン・ベッテル (5位) 「エンターテイニングなレースだったし、うまくリカバリーできたけど、これ以上できることはあまりなかった。序盤の自分の走りには満足していない。かなりアグレッシブに行こうとしたけど、ギャップを見つけられなかった。クレイジーな走りがしたかったのにスペースがなかった。我慢しなければならなかったのが悔しい。こういうときは運が良ければ、レース中に全体で6〜8秒くらいは稼げるはずだ。でも、そうはならなかったし、後で取り戻すしかなかった。ペースは良かった。クルマには満足していたし、特に終盤はどんどん速くなっていった。最初のピットストップでタイムロスしたけど、自分のせいかどうかはわからない。クルマのリアが何かおかしかった。でも、クルーはこれまで最高の仕事をしてくれているし、たまに遅いことがあっても責めることはできない。ヒュルケンベルグへの動きに関しては、外側の僕の方が前にいた。彼はブレーキングが遅すぎたし、コーナーを回れなかったんだと思う。今日はベストを尽くたし、5位で満足しているけど、ちょっとだけ残念だ。ここの表彰台はとても素晴らしいし、ペナルティがなければチャンスはあったと思う」関連:F1カナダGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季4勝目
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