ウィリアムズは2018年のF1ドライバーとしてセルゲイ・シロトキンの発表に近づいているとされており、候補のひとりだったポール・ディ・レスタは、自分の年齢がF1シート争いで妨げになったかもしれないと感じている。ポール・ディ・レスタ(31歳)は、2010年から2013年にフォース・インディアでF1を戦ったが、その後、戦いの場をメルセデスとのDTMに移した。
しかし、リザーブドライバーとしてウィリアムズに関与していたポール・ディ・レスタは、昨年のF1ハンガリーGPで体調不良のフェリペ・マッサの代役としてF1レースに電撃復帰。ブランクを感じさせない印象的な走りを披露した。そのパフォーマンスにより、ポール・ディ・レスタは引退したフェリペ・マッサの後任として2018年のウィリアムズのF1シート候補に挙げられている。一時、ウィリアムズはマルティーニとのタイトルスポンサー契約の一環として、少なくとも1名は25歳以上のドライバーを乗せる必要があると報じられていたが、今では22歳のセルゲイ・シロトキンがランス・ストロールのチームメイトとして発表されるのは確実だとされ、その話はなかったことになっている。「レースドライバーが再び手の届く距離にあったけど、それは実現していない」とポール・ディ・レスタはコメント。「今の僕の年齢が妨げになっているかどうかはわからないどね。僕はレースで走るのを楽しむことができた。限られた時間のなかで最善の方法でチームに貢献しようとした」「最終的には何らかカタチで枠組みに当てはめられる」年齢がドライバー決定に関係しているとするポール・ディ・レスタの推測が正しければ、33歳のロバート・クビサがシートを獲得する可能性は低くなる。また、ポール・ディ・レスタは、現時点では2018年にウィリアムズのリザーブドライバーとして継続するプランはないと認め、その代わりにジャガーとのマラケシュでのフォーミュラEの初テストを楽しむつもりだと述べた。「ウィリアムズの決定はもうすぐ下されるだろう。まもなく発表されると思う」「でも、ドライバーとしてはナンバー1を目指さなければならないし、僕個人にとってはそうだ」「フォーミュラEはF1のレベルのちょうど下にあるチャンピオンシップだし、興奮させられるものだ」メルセデスは2019年からフォーミュラEにワークス参戦することになっており、ポール・ディ・レスタはフォーミュラEへの転向は“間違いなく”関心を持っていることのひとつだと語る。「僕がいるレベルのどんなプロドライバーでもそう思っていると思う。僕は間違いなくオープンだし、レースを楽しめると思っている」
全文を読む