カルン・チャンドックはル・マン24時間レースはF1モナコGPよりも手強いチャンレンジだと考えている。カルン・チャンドックは、2008年のGP2でモナコで表彰台を獲得。F1では、2010年にHRTでの14位が最高位となっている。WEC世界耐久選手権へ転向したカルン・チャンドックは、昨年インド人ドライバーとして初めてル・マン24時間レースに参戦。LMP1クラスにJRMから参戦し、総合5位でフィニッシュした。
今年、カルン・チャンドックは、マーフィープロトタイプスからLMP2クラスに参戦する。「ル・マンに戻ることにとても興奮している」とカルン・チャンドックはコメント。「このレースは、名声という点でF1モナコGPと並ぶ一流のレースだ。でも、結果を出すという点ではずっと厳しいと思う」「かなり長いレースだし、クルマを確実に走らせなければならないので、24時間が非常に長く感じる」「去年ここでレースをして、歴史的な24時間レースに参戦し、フィニッシュした初のインド人になれたことは、僕のキャリアのハイライトのひとつだった」カルン・チャンドックは、LMP2クラスへの転向は、22台のエントリーと台数は多くなるものの、勝利の可能性は高くなっていると述べた。「去年はLMP1クラスにいたけど、問題は2つのメーカーチームにしか勝利のチャンスがないことだ」「LMP2では、全てのチームがプライベートチームであり、クラス優勝を争うリアルなチャンスがある」