アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は、バルセロナで行われた2026年F1マシンのシェイクダウンを振り返り、走行中にいくつかのトラブルに見舞われながらも、全体としては前向きな手応えを得られたと語った。ルーキーとして迎える初のF1シーズンに向け、リンドブラッドは木曜日にバルセロナで新車VCARB 03のステアリングを握り、チームが2026年型マシンの走行距離を積み重ねるなかで重要な役割を担った。
新レギュレーションへの適応に加え、レッドブル・パワートレインズとフォードによる新しいパワーユニットを使いこなす必要があるなど、リンドブラッドにとっては容易ではない挑戦が続いている。それでも初日は40周を走破し、軽微な技術的トラブルでコース上にストップして赤旗が出された場面はあったものの、テスト自体は実りあるものとなった。「良かった。今日は半日だけだったけど、全体としては良い一日だった」とリンドブラッドは語った。「決してスムーズな一日ではなかったけど、プログラムはしっかりこなせたし、良いテストができた。マシンについても多くを学べた」「このテストを用意してくれたチームには本当に感謝している。次はバーレーンに向けてシミュレーターで作業を進めて、数週間後にまた走るのを楽しみにしている」走行再開後も、リンドブラッドは新車のパフォーマンスそのものより、学習とデータ収集を重視していることを強調した。チームとしても、現時点では順位や速さよりも、新レギュレーション下での理解を深める段階にあるという。走行距離とデータ収集については、当初の想定以上に順調だったと明かしている。「走行距離やそういった面では、正直に言って予想より良かったと思う」とリンドブラッドは述べた。「新しいパワーユニットは常に未知数だった。2014年が最後の大きなエンジンレギュレーション変更だったけど、あの時はグリッド全体にとって本当に大変だった」「だからVCARB、RBPT、そしてフォードの全員に大きな賛辞を送りたい。とてもスムーズに進んでいるし、走行距離とデータ収集という点では、期待以上だった」「そういう意味では、本当にポジティブだと思う」また、リンドブラッドは新たなチームメイトとなるリアム・ローソンとの関係についても言及した。ただし、現時点では親交を深める段階というより、チームへの適応を最優先しているという。「問題ないよ。リアムは良い人だ」とリンドブラッドは語る。「ジュニアチーム時代に少しだけ知っていた。長い時間を一緒に過ごしたわけではないけど、多少は顔を合わせてきたし、フレンドリーだ」「今はこの1週間から10日ほどで、チームと一緒にしっかり働くことが大事だと思っている」「データを見直して、学んだことを理解する作業がたくさんあるはずだし、そのなかでバーレーンに向けた方向性を整理し、詰めていく手助けができればと思っている」レーシングブルズとリンドブラッドは、限られた走行機会のなかで着実に準備を進めており、2026年F1シーズン開幕に向けた基盤作りは、確実に前進しているようだ。