レーシングブルズの2026年F1マシン「VCARB03」は、イモラで行われたデモ走行で初走行を迎えたが、若手ドライバーのアービッド・リンドブラッドにとっては波乱のデビューとなった。雨に濡れた路面でスピンを喫し、マシンをグラベルに止める結果となった。この日、チームはファエンツァの本拠地から約15kmに位置するアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリでデモデーを実施した。
デモデーでは走行距離が最大15kmに制限されており、今回はわずか3周のみが許可されていた。午前中にはリアム・ローソンが最初のシェイクダウンラップを担当。路面が濡れたコンディションだったが、インスタレーションラップを問題なく終えている。午後にステアリングを託されたアービッド・リンドブラッドは、ウエットコンディションの中、バリアンテ・ヴィルヌーヴ(5〜6コーナー)でスピン。VCARB03はグラベルに乗り上げ、そのまま走行を終えることになった。SNSに投稿された映像では、マシンがフラットベッドトラックでガレージへ戻される様子が確認できる。チームによれば、リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドは翌日、同じイモラで実施される200km上限の撮影日(フィルミングデー)に臨み、より本格的なシェイクダウンを行う予定だ。その後の更新として、アービッド・リンドブラッドは再びコースに復帰しており、スピンの原因がテクニカルトラブルだったのか、ドライバーエラーだったのかは現時点では明らかにされていない。VCARB03にとっては新時代の第一歩となる初走行だったが、限られた距離のデモ走行で起きた一幕に過ぎない。レーシングブルズは翌日の走行でデータ収集を進め、本格テストに向けた準備を加速させる構えだ。The video of Arvid Lindblad's spin earlier today pic.twitter.com/xDMYTMXeBr— Cytrus News (@CytrusNews) January 20, 2026