ウィリアムズF1チームは、若いファンのテア(Thea)からカルロス・サインツに贈られたユニコーンのステッカー「スパークルズ(Sparkles)」をモチーフにした新たなマーチャンダイズ・コレクションを発表した。このシリーズは話題を呼び、すでに一部アイテムは完売している。チームは、売上の一部をテアとその家族に寄付することを明らかにした。9月13日に投稿されたSNS動画で、サインツとチームメイトのアレックス・アルボンはファンからの質問に答えた。
ファンの少女テアは「おもちゃのユニコーンの名前を“スパークルズ”か“スプリンクルズ”のどちらにすべき? そして残りのシーズンでヘルメットにユニコーンのステッカーを貼ってくれる?」と質問。サインツは笑顔でこれに同意した。サインツはその約束を守り、アゼルバイジャンGPのバクー・シティ・サーキットに「スパークルズ」のステッカーを貼ったヘルメットで登場した。レースではウィリアムズ加入後初の表彰台を獲得し、チームはこの“ステッカーの力”を象徴的に取り上げた。チーム代表のジェームス・ボウルズはレース後の動画でトロフィーを手にしながら、「もうひとつ特別なことがある。これ(ステッカー)も少しは関係しているはずだ。だから、しばらくはこのままにしておこう」と語った。これに対しサインツも「少なくともシーズンの終わりまでは続けるよ」と応じた。31歳のサインツはその後も約束を守り、シンガポールGPでもステッカーを貼ったヘルメットで出走。最後尾スタートから10位入賞を果たした。ウィリアムズの「スパークルズ」コレクションには、ピンク、ホワイト、ブルーの3色を基調にした6種類のTシャツがラインナップされている。商品説明には「サーキットと表彰台で見られた“スパークルズ・ザ・ユニコーン”が、アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングのコレクションに華やかにデビュー。収益の一部はテアとその家族に寄付されます」と記されている。サインツは現在、2025年シーズンのドライバーズ選手権で12位につけており、残り6戦を迎えている。 この投稿をInstagramで見る Atlassian Williams Racing(@williamsracing)がシェアした投稿関連:カルロス・サインツJr. ウィリアムズF1初表彰台の裏に「ユニコーンのお守り」
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