佐藤琢磨は、インディカー第9戦テキサスの予選を13番手で終えた。先週とは打って変わって、テキサスのコースは全長1.455マイルの高速オーバル。バンクの傾斜がシリーズ最大となる24度もあり、インディカーは210mph(約337.96km/h)を超すハイスピードを保って周回し続けられる。
佐藤琢磨は、第8戦で2位フィニッシュした勢いをテキサスに持ち込み、午前中のプラクティスで3番手につけた。予選での佐藤琢磨は1周目が216.839mph、2周目が216.533mphで、2ラップ平均は216.686mph(約348.72km/h)となり、予選順位は13番手と上位には食いこめなかった。しかし、プラクティスの走り出しからマシンのハンドリングがよく、チーム、ドライバーともにレースに向けて明るい展望を持っている。決勝レースは明日、土曜日の夜7時50分(現地時間)にスタートし、248周で争われる。佐藤琢磨(13番手)「今年もテキサス・モーター・スピードウェイのエキサイティングさを楽しんでいます。このコースはとにかくスピードが高い。また、バンピーなデトロイトの直後だけに、高速走行は全く違った感覚があります。今日はプラクティスで多くのものをトライしました。予選前に1回しか走行時間がなく、そこで予選用セッティングと決勝用パッケージを見出さねばならなかったからです。まだマシンの性能を最大限に引き出せてはいませんが、エンジニアやクルーたちのがんばりによって、マシンは速さを発揮しています。これから行なわれるファイナルプラクティスで、マシンをよい状態にできることを期待しています」
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