NEW アービッド・リンドブラッド 最後尾から10位も自己評価は辛口「中盤は遅すぎた」 F1速報をもっと見る

ハースF1候補ラファエル・カマラ FIA F2ランキング首位に浮上

ハースF1候補ラファエル・カマラ FIA F2ランキング首位に浮上

2027年のハースF1のドライバー候補として名前が挙がるフェラーリ育成のラファエル・カマラが、2026年FIA F2選手権でランキング首位に立った。アゼルバイジャン大会のフィーチャーレース2で今季3勝目を挙げ、ニコラ・ツォロフに7ポイント差をつけた。

昨季FIA F3選手権を制したカマラは、FIA F2昇格初年度からタイトル争いを展開。バクーで大きなポイントを獲得し、ハースの2027年シートを巡る動きが注目されるなかで存在感をさらに高めている。

バクーで今季3勝目 ランキング首位を確保
カマラはバクー市街地サーキットで行われたフィーチャーレース2で2位チェッカーを受けたが、トップでフィニッシュしたアレックス・ダンに5秒のタイムペナルティが科されたことで優勝に繰り上がった。

ダンはピット入口の白線を横切ったとしてペナルティを受け、3位へ降格。11番グリッドから追い上げたツォロフが2位となった。

戦略が複雑に絡み合ったレースでは、序盤のバーチャル・セーフティカー(VSC)によってダンが早めにピットストップを済ませ、レースの主導権を握った。

一方、カマラとツォロフはより遅いタイミングでピットインしたことでフレッシュなタイヤを生かすことができ、カマラはポールポジションからスタートしたマルティニウス・ステンスホーンを上回って上位争いに加わった。

最終的にはダンがコース上で先頭を守ったものの、5秒ペナルティによってカマラが今季3勝目を獲得。ツォロフはファステストラップの1ポイントを含む19ポイントを獲得して2位に入った。

「望んでいた形での1位ではないけど、全体としてはいいレースだった。選手権にとっていいポイントを獲得できたし、今週末全体にとても満足している」

カマラはバクーを終えて207ポイント。200ポイントのツォロフに7ポイント差をつけてFIA F2ドライバーズランキング首位に立っている。

3位のダンは189ポイントでカマラとの差は18ポイント。以下、ガブリエレ・ミニが163ポイント、ディノ・ベガノビッチが137ポイントで続いている。

ハースF1の2027年ドライバー候補として注目
カマラのFIA F2での躍進は、2027年のハースF1のドライバーラインアップを巡る動きとも重なる。

ハースではオリバー・ベアマンの続投が有力視される一方、エステバン・オコンの将来は不透明となっており、2027年のシート候補として複数の若手ドライバーの名前が挙がっている。

そのなかでもカマラは有力候補のひとりだ。フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属するカマラは、2025年にFIA F3選手権を制覇。2026年にインビクタ・レーシングからFIA F2へ昇格し、ルーキーシーズンからタイトル争いをリードするところまで評価を高めている。

ハースはフェラーリからパワーユニットを供給され、技術面でも長年にわたって協力関係を築いている。現レギュラードライバーのベアマンもFDA出身であり、カマラにとってハースはF1昇格への現実的な選択肢として注目されている。

一方で、ハースの小松礼雄チーム代表は2027年のドライバー選考について、資金面よりも純粋な速さを優先する方針を示している。候補者の実力が極めて接近した場合にのみ、商業的な要素を考慮するとの考えを明らかにしている。

ラファエル・カマラ ハースF1チーム候補

FIA F2ランキング
1位 ラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング)207ポイント
2位 ニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング)200ポイント
3位 アレックス・ダン(ロダン・モータースポーツ)189ポイント
4位 ガブリエレ・ミニ(MPモータースポーツ)163ポイント
5位 ディノ・ベガノビッチ(DAMSルーカスオイル)137ポイント
6位 ノエル・レオン(カンポス・レーシング)133ポイント
7位 マルティニウス・ステンスホーン(ロダン・モータースポーツ)107ポイント
8位 ジョシュア・デュルクセン(インビクタ・レーシング)90ポイント
9位 クッシュ・マイニ(ARTグランプリ)90ポイント
10位 ラウレンス・ファン・フーペン(トライデント)90ポイント
11位 タサナポル・イントラプワサック(ARTグランプリ)71ポイント
12位 宮田莉朋(ハイテック)70ポイント
13位 ラファエル・ビジャゴメス(ファン・アメルスフォールト・レーシング)42ポイント
14位 ジョン・ベネット(トライデント)38ポイント
15位 オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)37ポイント
16位 ロマン・ビリンスキー(DAMSルーカスオイル)36ポイント
17位 セバスチャン・モントーヤ(プレマ・レーシング)30ポイント
18位 エマーソン・フィッティパルディJr.(AIXレーシング)28ポイント
19位 コルトン・ハータ(ハイテック)26ポイント
20位 マリ・ボヤ(プレマ・レーシング)21ポイント
21位 ニコラス・バローネ(ファン・アメルスフォールト・レーシング)15ポイント
22位 シアン・シールズ(AIXレーシング)10ポイント
23位 山越陽悠(ファン・アメルスフォールト・レーシング)2ポイント

FIA F3王者としてFIA F2へステップアップしたカマラは、ルーキーイヤーで早くもタイトル争いの先頭に立った。ハースF1の2027年シートを巡る選考が進むなか、残るFIA F2のタイトル争いはカマラにとってF1昇格への重要なアピールの場となる。

この記事の画像を見る(全2枚)
ハースF1候補ラファエル・カマラ FIA F2ランキング首位に浮上 ラファエル・カマラ ハースF1チーム候補

ラファエル・カマラの最新F1ニュース

もっと見る

関連F1ニュース

通知を受け取る 最新ニュースをいち早くお届けします