セルジオ・ペレス F1アゼルバイジャンGPで3グリッド降格 ピアストリを予選で妨害
セルジオ・ペレスは、2026年F1第15戦アゼルバイジャンGPの予選でオスカー・ピアストリを妨害したとして、決勝で3グリッド降格ペナルティを科された。
キャデラックのペレスは、過去にバクー市街地サーキットで2勝を挙げている。金曜日のプラクティスでは好調なペースを示し、今季のキャデラックにおける予選最高成績への期待も高まっていたが、予選ではQ2進出を逃して20番手に終わった。
ピアストリのアタックを妨害
予選終了後、スチュワードはペレスがアタックラップ中だったマクラーレンのオスカー・ピアストリを妨害した件について調査を行った。
インシデントが発生したのはターン18からターン20にかけての区間。ペレスはタイヤを温めるために左右へウィービングしながら準備ラップを走行していた。
スチュワードによると、ペレスにはピアストリが後方から接近していることについて2度の警告が伝えられていたものの、「特定のトラフィック管理に関する指示に従って準備ラップを管理できなかった」という。
ピアストリはスチュワードに対し、ペレスの存在によってアクセルを戻さなければならなかったことを認めた。一方で、それによって最終的に大きなラップタイムを失ったとは考えていないと説明した。
危険行為とは判断されずも「不必要な妨害」
スチュワードは、このインシデントが危険なものだったかについても検討した。
しかし、証拠を確認し、両ドライバーから事情を聴いた結果、危険な行為には該当しないと判断した。
その一方で、「ピアストリがアクセルを戻す必要があったという事実だけで、不必要に妨害されたと認定するには十分だった」と結論づけた。
この裁定により、ペレスにはF1アゼルバイジャンGP決勝で3グリッド降格ペナルティが科された。

ペナルティを受けてもペレスは20番グリッド
ただし、ペレスは予選20番手から実質的に順位を下げることはなく、決勝も20番グリッドからスタートする見込みとなっている。
アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが、パワーユニット交換によってペレスよりも大きなグリッド降格ペナルティを受けるためだ。
また、予選9番手を獲得していたウィリアムズのカルロス・サインツJr.も、黄旗区間で十分に減速しなかったとして5グリッド降格ペナルティを科されている。
ペレスにとってはキャデラックの速さを結果につなげられない予選となり、さらに妨害によるペナルティも加わった。それでも実際のスタート位置は20番グリッドにとどまり、土曜日のF1アゼルバイジャンGP決勝で挽回を狙うことになる。











