トヨタ:期待には届かず (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
トヨタ F1
トヨタは、F1 オーストラリアGP予選で、ティモ・グロックが6番手、ヤルノ・トゥルーリが8番手だった。

ティモ・グロック (6番手)
「2回目と3回目のフリー走行では、適切なバランスを見つけるのに少し手こずったけれど、解決策を見つけるために一生懸命作業をして、適切なセットアップに近づけるためにいくつかの作業を行った。もう少し微調整を早めに行えたら、トップ3にコンマ1秒ほどしか離れていない結果だったから、もっと良いグリッドを獲得できたかもしれないけれど、今日の結果に関しては前向きに捉えている。クルマの調子は良い感じだし、我々は明らかに上を狙える位置にいるから、明日の戦略でどうなるか楽しみだ。とても満足しているし、自信はある。」

ウィリアムズ:中嶋一貴はQ2敗退 (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
中嶋一貴 F1 オーストラリアGP 予選
ウィリアムズは、F1 オーストラリアGP予選で、ニコ・ロズベルグが5番手、中嶋一貴が13番手だった。

中嶋一貴 (13番手)
「マシンは今日Q3に進出するのに十分に良かったけど、小さなミスをしていしまい、かなり多くの順位を無駄にしてしまった。でも、明日考えることはたくさんあるし、まだチャンスがあると思う。だから集中して、ミスをしないことが重要になってくるでしょう。開幕戦なので多くのことが起こるだろうし、興奮していますが、チャレンジングでもありますね」

トロ・ロッソ:ブエミ16番手、ブルデー最後尾 (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
トロ・ロッソ F1 オーストラリアGP 予選
トロ・ロッソは、F1 オーストラリアGP予選で、セバスチャン・ブエミが16番手、セバスチャン・ブルデーは20番手だった。

セバスチャン・ブエミ (16番手)
「ペースを掴むことはできたが、予選はあっという間だった。出て行って、戻ってきて、タイヤを交換してまた出て行く。リラックスした状態をキープする必用がある。今の状況ではかなり良い仕事ができたと思う。Q2進出まであと0.5秒だった。ぼくはかなり満足している。今週末はぼくたちにとってはテストセッションみたいなものだが、昨日の午前中と今を比較するとクルマも改善されている。これまでの仕事で自信を付けることができた。若くても、ちゃんと仕事を務めることができると思う。夕日の中でも昨日より視界は少し良かったが、これにも慣れなければならない」

ルノー:アロンソは12番手 (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
ルノー F1 オーストラリアGP 予選
ルノーは、F1 オーストラリアGP予選で、フェルナンド・アロンソが12番手、ネルソン・ピケJr.が17番手だった。

フェルナンド・アロンソ (12番手)
「僕たちは表彰台を争うためにここに到着したけど、明日は無理かもしれない。僕たちはQ3のタイムに非常に接近していて、コンマ2〜3秒だけだったけど、僕は最終コーナーでタイムを上げようとしてミスをしてしまった。12番手か6番手グリッドを獲れたかもしれないことを考えると悔やまれる。でも、昨年僕は12番手からスタートして4位でレースを終えた。明日が波乱に富んだレースになれば、良い結果を出せるかの性があるので、まだ自信はあるよ」

BMWザウバー:KERSの選択が明暗 (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
BMWザウバー F1 オーストラリアGP 予選
BMWザウバーは、F1 オーストラリアGP予選で、ロバート・クビサが4番手、ニック・ハイドフェルドが11番手だった。

BMWザウバーは、ニック・ハイドフェルドがKERSを搭載、ロバート・クビサがKERS非搭載と2台のマシンのセットアップを分けてきた。

予選だけをみると、結果として、KERS搭載のハイドフェルドはQ2敗退。非搭載のクビサは、Q3に進出しセカンドローを獲得とKERS搭載が明暗を分けた形となった。

フォース・インディア:Q1突破ならず (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
フォース・インディア F1 オーストラリアGP 予選
フォース・インディアは、F1 オーストラリアGP予選で、ジャンカルロ・フィジケラが18番手、エイドリアン・スーティルが19番手。開幕戦でのQ1突破は叶わなかった。

ジャンカルロ・フィジケラ (18番手)
「今日が難しい日になるだろうとはわかっていたけど、今年限られたテストの中でこれまで僕たちが行ってきたことを考えれば、2008年のワールドチャンピオンからコンマ2秒遅かっただけというのは良い結果だと思う。とても接近しており、すでに非常にチャレンジングなシーズンであることを示しているね。週末にわたってブレーキとロックに苦しんで望んだドライビングができずにいたので、良いラップができたし満足している。でも、これらのことを考えれば、マシンのポテンシャルは本当に良いと思うので楽しみにしているよ。明日はなによりもレースを完走することが必要だ。それが主な目的だし、そのあとわかるだろう」

ブリヂストン:F1オーストラリアGP予選を振り返る

2009年3月28日
ブリヂストン F1 オーストラリアGP 予選
ブリヂストンが、2009年F1オーストラリアGPの予選、そして午前中のフリー走行を振り返った。

ブリヂストンのスーパーソフト・タイヤを装着したジェンソン・バトンが、同スペックのグリップ性能をいかんなく使いこなし、オーストラリアGPのポールポジションを獲得、ブラウンGPチームがグランプリ初の予選で見事なデビューを飾った。

炎天下のアルバートパークでバトンは1分26秒202を記録し、チームメイトのルーベンス・バリチェロに約0.3秒の差でポールポジションを獲得した。今日は路面にゴムが乗り、金曜日と比較するとコンディションが向上したが、チームとドライバーは新車とブリヂストンのスリックタイヤとのベストセッティングを見つけ出すのに苦心しているようだった。

ヴァージン、ブラウンGPのチーム名を買収を検討

2009年3月28日
ブラウンGP、ヴァージンに名称変更か
ヴァージン・グループのリチャード・ブランソンは、オーストラリアGPでのスポンサー契約に続き、数週間以内にブラウンGPのチーム名とCIを買収する可能性があると語る。

ブラウンGPへのスポンサーシップに関する仮契約に同意したあとメルボルンに飛んだリチャード・ブランソンは、現在よりも大きな関わりを引き受けることを考えていることを明らかにした。

F1オーストラリアGP 予選:ブラウンGPがフロントロー独占!

2009年3月28日
F1 オーストラリアGP 予選
F1開幕戦オーストラリアGPの予選が28日(土)、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われた。

2009年初のポールポジションを獲得したのは、ブラウンGPのジェンソン・バトン。2番手にもルーベンス・バリチェロが入り、ブラウンGPがフロントローを独占。ブラウンGPは、Q2で揃って1分24秒台を記録するなど、圧倒的なパフォーマンスをみせた。

ジェンソン・バトンのポールポジションは2006年のオーストラリアGP以来、そして新規参戦チームがいきなりポジションを獲得したのは1970年カナダGPのティレル以来となる。
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