ブラウンGP:タイヤに優しいマシン特性が敗因 (F1イギリスGP)

2009年6月22日
ブラウンGP F1 イギリスGP 結果
ブラウンGPは、F1イギリスGP決勝レースで、ルーベンス・バリチェロが3位、ジェンソン・バトンは6位だった。

ブラウンGPのタイヤに優しいマシン特性が、逆に弱点となったレースと言える。

シルバーストンは気温が低く、路面温度も低いため、ブラウンGPの2台はタイヤ温度を作動温度まであげることに苦戦。また両者とも第2スティントにハード側のタイヤを選んだことも順位を上げられなかった原因と言える。

トヨタ:トゥルーリが7位入賞

2009年6月22日
トヨタ F1 イギリスGP 結果
トヨタは、F1イギリスGPで、ヤルノ・トゥルーリが7位、ティモ・グロックが9位だった。

ヤルノ・トゥルーリ (7位)
「とても難しいレースだった。クルマがいつものように速く発進せず、スタートで苦労し、いくつか順位を落とした。レース中、順位を戻そうと懸命に戦ったが、そう簡単なことではなく、クルマは何度も滑った。たぶん、昨日選んだ空力のセットアップのせいだと思う。そう思ったほど暖かくならず、私のセットアップに少々手を焼き、特にロングランの時にそうだった。私たちの戦略は良かったが、今回のGPでは、もっと良い結果を期待していたので、ドイツGPで巻き返す決意だ」

ルノー:アロンソ14位に不満 (F1イギリスGP)

2009年6月22日
ルノー  F1 イギリスGP 結果
ルノーは、F1イギリスGP決勝レースで、ネルソン・ピケJr.が12位、フェルナンド・アロンソは14位だった。

フェルナンド・アロンソ (14位)
「今日はスタートでポイントを獲れる可能性はなくなった。2つポジションを落とし、重い燃料のハイドフェルドの後ろでスタックして多くのタイムを犠牲にしてしまった。いくつか良い戦いができたけど、結果にはフラストレーションを感じている。ドイツ前に全面的に改善させる必要がある」

ウィリアムズ:中嶋一貴は11位 (F1イギリスGP)

2009年6月22日
中嶋一貴 F1 ウィリアムズ
ウィリアムズは、F1イギリスGP決勝レースで、ニコ・ロズベルグが5位、中嶋一貴は11位だった。

中嶋一貴 (11位)
「理想的な結果ではなかったです。特定の理由はありません。スタートには満足していたし、良いレースになると思っていました。でも、最初のピットストップで前に行かれてしまった。そのあとの残りのレースは、前のクルマについていくことが難しかったです」

フォース・インディア:フィジケラが10位 (F1イギリスGP)

2009年6月22日
フォース・インディア F1 イギリスGP
フォース・インディアは、F1イギリスGP決勝レースで、ジャンカルロ・フィジケラが10位、エイドリアン・スーティルは17位だった。

ジャンカルロ・フィジケラ (10位)
「トップ10フィニッシュは、今週の僕たちの目標だった。難しいだろうと思っていたけど、実際今日はとても良いレースだったし、やれる最大限のことを成し遂げることができた。楽しいレースだった。良いスタートが切れて、1周目にたくさんのドライバーをオーバーテイクした。2周目でもクビサや2台のルノーをオーバーテイクすることができた。序盤はとても集中していた。昨日の予選の赤旗のせいであまり良いスタートポジションではなかったので、戦略においてそれはとても重要だった。8位は目の前だったし、終盤はキミ(・ライコネン)やティモ(・グロック)よりも速かったので、もっと高い位置からスタートできれば、ポイントが獲れたかもしれない。素晴らしい進歩だし、今は次のレースが本当に楽しみだ。チームは素晴らしい仕事をした。僕たちはこれを続ける必要がある」

BMWザウバー:トップ15という現実 (F1イギリスGP)

2009年6月22日
BMWザウバー F1 イギリスGP
BMWザウバーは、F1イギリスGP決勝レースで、ロバート・クビサが13位、ニック・ハイドフェルドは15位だった。

ロバート・クビサ (13位)
「とても難しいレースだった。12番手からのスタートはあまり多くのことを成し遂げられる状況ではない。だから、僕たちは重い燃料でスタートとプライムタイヤでレースをスタートするというリスクを冒すことに決めたんだ。でも、スタートでタイヤの過熱に大きな問題があって成果はあがらなかったし、後退してしまった。僕たちは今日は13位しか可能ではなかったことを受け入れなければならない」

マクラーレン:ハミルトンは16位 (F1イギリスGP)

2009年6月22日
マクラーレン F1 イギリスGP 結果
マクラーレンは、F1イギリスGP決勝レースで、ルイス・ハミルトンが16位、ヘイキ・コバライネンはリタイアだった。

ルイス・ハミルトン (16位)
「今日も全力を尽くした。下位でポジションを争うことになったが、スタートからフィニッシュまでずっと限界で走行していた。フェルナンド(アロンソ:ルノー)とのバトルは面白かったが、ポイント圏内まで進出できるスピードは持ち合わせていなかった。今週末の最大の収穫はファンの存在を肌で感じたこと。最初から最後まで声援を送ってくれて、大きな励みになった。彼らのためにも、そして自分自身が英国の誇りであるためにも、是非とも結果を出したい。ただし、それにはまだ解決すべき課題が山積している」

トロ・ロッソ:最下位とリタイア (F1イギリスGP)

2009年6月22日
トロ・ロッソ F1 イギリスGP
トロ・ロッソは、F1イギリスGP決勝レースで、セバスチャン・ブエミが18位、セバスチャン・ブルデーはリタイアだった。

セバスチャン・ブエミ (18位)
「とても厳しいレースだったし、ペース不足に苦しんだ。今週末の序盤はもっと速かったので、原因を突き止めなければならない。特に中古タイヤでは、ドライブするのがとても難しかった。ニュルブルクリンクも厳しい週末になるだろうけど、僕たちはハンガリーでいくつかアップデートを加えることになっているので、もっと競争力があがって、パフォーマンスが良くなるかもしれないね」

セバスチャン・ブルデー、コバライネンに怒り

2009年6月22日
ブルデーとコバライネンの接触
セバスチャン・ブルデーは、イギリスGPでのヘイキ・コバライネンとの衝突に怒りを露わにした。

セバスチャン・ブルデーは、クラブ・シケインのブレーキングゾーンでコバライネンに右フロントウイングを接触。コバライネンの左リアタイヤをパンクさせ、最終的に2人揃ってリタイアとなった。

「彼は3度ラインを変えたんだ」とブルデーは語る。
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