オスカー・ピアストリ F1アゼルバイジャンGPのミスに酷評「ルーキーのようなミス」
オスカー・ピアストリが2026年F1アゼルバイジャンGPで犯したターン1でのミスについて、1997年F1ワールドチャンピオンのジャック・ビルヌーブが「ルーキーのようなミスだった」と厳しく批判した。
マクラーレンのピアストリとランド・ノリスは、アップデートされたマシンで臨んだバクーの決勝でともに苦戦。ピアストリは上位を走行していたものの、セーフティカー後のリスタートでターン1をオーバーランし、最終的に13位でノーポイントに終わった。
ビルヌーブ「ミラーを見ていて完全にブレーキングを逃した」
レース序盤にはノリスもターン1への進入で大きくロックアップし、エスケープロードに入ったことで複数のポジションを失っていた。
その後、ピアストリも同じターン1で同様のミスを犯した。最初のセーフティカー後のリスタートまで2番手を走っていたピアストリだったが、ブレーキングでフロントタイヤをロックさせ、そのままエスケープロードへと直進した。
Sky F1の解説者を務めるビルヌーブは、このミスについて厳しい評価を下した。
「ルーキーのようなミスだった」
「彼は不意を突かれた。ミラーを見ていて、完全にブレーキングを逃してしまった」
「それが事実だ。ミスは起こる。プッシュしすぎることもある。でも、彼がミラーを見ていて、完全にブレーキングを逃したのが分かる」
このオーバーランによってピアストリは大きく順位を落とし、ポイント圏外の13位でフィニッシュすることになった。

ピアストリは困惑「少し奇妙だった」
一方、ピアストリ本人はレース後、このロックアップについて困惑している様子を見せた。特に異常な操作をしたという感覚がなかったためだ。
「確認する必要がある。両方のフロントが一瞬でロックしたのは少し奇妙だった」
「自分では特に何か極端なことをしたとは思っていない」
「もちろん、ディフェンスしていたから、普段とは違うラインを走っていた」
「だから、路面のクラウン(中央部の盛り上がり)の上に乗っていたのか、それとも何か別の理由があったのかは分からない。でも、間違いなく驚いた」
ピアストリは、ターン1でのミスがなければ表彰台争いに残れる可能性があったと考えている。
「おそらく4位にはなれた」
ピアストリは、マックス・フェルスタッペンに先行された後に再び抜き返すのは難しかったと認める一方、アイザック・ハジャーを抑えられたかどうかには関心を示した。
「マックスが前に出た時点で、僕がもう一度抜き返すことはなかったと思う。でも、ハジャーを後ろに抑えられたかどうかは興味深かった」
「正直、それもおそらく厳しかったと思う。ミディアムでは判断するのが難しい。かなり大きなフラットスポットができていたからね。でも、ミディアムではソフトほど良い感触はまったくなかった」
「おそらく4位にはなれたと思う」
「ただ、『そうなれたかもしれない』と言うことと、実際にどこでフィニッシュするかは別の話だ」
ピアストリが自身のミスによってノーポイントに終わる一方、チームメイトのノリスも完走することができなかった。ノリスはレース終盤のリスタート後、フランコ・コラピントとピエール・ガスリーが絡んだアクシデントに巻き込まれてリタイアした。
マクラーレンにとっては、上位争いが可能だったレースで2台ともノーポイントという痛い結果となった。ピアストリ自身も「可能性」と「実際の結果」は別物だと認めており、バクーでのターン1のミスが大きな代償につながった。











