メルセデスF1 マレーシア復帰で特別カラーリング ペトロナス仕様のW17を公開
メルセデスF1は、今週末にセパン・インターナショナル・サーキットで開催される2026年F1第16戦バーレーンGP(マレーシア開催)に向け、W17に採用する1戦限りのスペシャルカラーリングを公開した。
今回のカラーリングは、タイトルパートナーであるペトロナスとの長年にわたるパートナーシップと、F1が約9年ぶりにマレーシアへ戻ってくることを記念したものだ。ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリのW17は、グリーンとブラックを基調とした特別仕様でセパンを走る。
約9年ぶりにF1がセパンへ復帰
マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでF1が開催されるのは2017年以来となる。レースは10月2日から4日にかけて行われるが、正式名称は「バーレーンGP(マレーシア開催)」となる。
当初、バーレーンGPは4月に予定されていたものの、中東情勢の影響によって中止された。その後、F1、FIA、バーレーンとマレーシアの関係者による合意を経て、セパンで代替開催されることになった。
メルセデスにとってマレーシアは、タイトルパートナーであるペトロナスの母国でもある。そのため、今回のF1復帰はチームにとって特別な意味を持つ週末となる。
「今週末は、ペトロナスとの長年にわたる関係があるため、我々にとってさらに特別な意味を持つ」とメルセデスF1代表のトト・ヴォルフは語った。
「F1がセパンに戻ってくるのを見るのは素晴らしいことだし、このグランプリを実現するために費やされた努力も評価すべきだ。マレーシアとバーレーンの強力な協力が必要だったし、それは称賛に値する」

W17はグリーン&ブラックの特別仕様
今回公開されたW17は、通常のメルセデスのカラーリングから大きく印象を変え、ペトロナスを象徴するグリーンとブラックを前面に押し出したデザインとなった。
ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリは、この1戦限りのカラーリングをまとったW17でセパンに挑む。
ただし、マシンがコースに出れば、メルセデスの焦点はパフォーマンスへと切り替わる。
「だが、マシンがコースに出れば、我々の焦点は目の前の仕事にある」とヴォルフは続けた。
「セパンはマシンのあらゆる部分が試される厳しいサーキットだ。高速コーナーでのパフォーマンス、優れたトラクション、強力なタイヤマネジメント、そして暑く厳しいコンディションでの安定性が必要になる」
「カレンダーのなかでも、マシンの総合力が最も試されるサーキットのひとつだ」

カナダGP以来となる大型アップデート投入
メルセデスはスペシャルカラーリングだけでなく、今週末のセパンでW17に重要なアップデートパッケージを投入する。
チームにとってはカナダGP以来となる最初の大規模なマシンアップデートであり、2014年以来となるセパンでの勝利を目指すうえでも重要なステップとなる。
「今週末はアップデートパッケージを持ち込む。それは我々にとって重要な一歩だ」とヴォルフは説明した。
「最近のレースで、より代表的なサーキットでは我々が望んでいる位置にいなかった。モンツァとバクーは特殊なチャレンジだったが、より一般的なサーキットではポールポジションを争える位置にいなかった」
「我々はそれを理解しているし、状況を変えるために懸命に取り組んでいる」
メルセデスは、アップデートによってW17の競争力向上を期待している一方、その効果について慎重な姿勢も崩していない。
「今回のアップデートが、さらに前進するための一歩になることを願っている。しかし、F1に保証などない。最終的な判断を下すのは常にストップウォッチだ」
「我々が集中すべきなのは、パッケージを素早く理解し、週末をうまく遂行し、先頭争いに加われる位置を目指すことだ」
メルセデスは、ペトロナスの母国であるマレーシアへのF1復帰を特別カラーリングで祝うと同時に、W17の大型アップデートを実戦投入する。ドライバーズ選手権ではアントネッリがチームメイトのラッセルに66ポイント差をつけており、セパンではスペシャル仕様のW17がどこまで競争力を発揮できるかが注目される。











