ジョシュア・デュルクセン メルセデスF1で初テスト パラグアイ人初のF1走行
ジョシュア・デュルクセンが、メルセデスF1のマシンで自身初となるF1テストを完了した。ポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキット(ポルティマオ)で2日間にわたって走行し、パラグアイ人として初めて現代のF1マシンをドライブする歴史的な一歩を刻んだ。
メルセデスF1の開発ドライバーを務める22歳のデュルクセンは、2025年シーズンに使用されたレースウイナーのW16 E Performanceをドライブ。2日間で187周、計875kmを走破し、約3レース分に相当する距離を経験した。
パラグアイ人初のF1マシンドライブ
デュルクセンは2026年にパラグアイ人として初めてF1チームの公式プログラムに加わり、メルセデスF1の開発ドライバーに就任。今回のテストによって、母国出身者として初めて現代のF1マシンをドライブした人物にもなった。
ポルトガルで行われた2日間のテストでは、メルセデスのエンジニアと緊密に連携しながら、システムの理解やパフォーマンスランを含む包括的なプログラムを実施。F1マシンへの理解と経験を深めた。
「これは一生忘れることのない一日、そして一週間になった。F1マシンを初めて運転することは、すべての若いドライバーが夢見ることだし、パラグアイ人として初めてこの節目に到達できたことは、さらに特別なものにしてくれた」
「この機会を与えてくれたメルセデス、そして僕を信頼してくれたことに心から感謝している。家族やスポンサー、そして僕のキャリアを追い続け、信じてくれたパラグアイの皆さんまで、本当に多くの人たちがこれまで僕を支えてくれた」
「W16のステアリングを握ったのは信じられないような経験だった。パフォーマンス、ブレーキング、コーナリングスピード、そのすべてが別次元だった。2日間で本当に多くのことを学んだし、すべてのラップを楽しんだ。この瞬間が、パラグアイの若者たちに、自分たちも世界の舞台で戦えると信じてもらうきっかけになればと思う」

メルセデスF1「期待していたものを正確に示した」
メルセデスF1の副チーム代表ブラッドリー・ロードも、デュルクセンが初のF1テストで見せた仕事ぶりを高く評価した。
「若いドライバーが初めてF1マシンを経験する瞬間はいつだって特別なものだ。ジョシュアは今回のテストを通じて素晴らしい仕事をした」
「彼は成熟した姿勢とプロフェッショナリズム、そして学ぼうとする強い意欲を持ってプログラムに取り組んだ。2日間を通じてエンジニアリングチームと効果的に仕事を進め、段階的に自信を深め、我々が期待していたものを正確に示してくれた」
「これは彼の成長にとって重要な一歩だ。彼自身だけでなく、母国のためにも成し遂げたことを誇りに思うべきだろう」

F2参戦と並行してメルセデスF1の開発に貢献
デュルクセンはジュニアカテゴリーを着実にステップアップし、FIA F2選手権では複数の優勝と表彰台を獲得。上位争いを続けながら経験を積んできた。
現在はF2でのレース活動と並行して、メルセデスF1の開発ドライバーとしてシミュレーター開発やエンジニアリング活動をサポートしている。
今回のポルティマオでのテストは、そのキャリアにおける新たな節目となった。初めて実車のF1マシンを経験し、187周、875kmを走り込んだデュルクセンは、メルセデスF1でさらなる経験を積みながら、最高峰カテゴリーを目指していく。











