マクラーレンは、ホンダが2015年のF1エンジンをすでにダイナモで動かしているを重要視しておらず、ホンダとのハードワークは始まったばかりだと考えている。マクラーレンは今年5月、ホンダとの2015年からの複数年の技術提携を発表。マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは、ホンダの新しいパワーユニットのサウンドを聞いて興奮したことを認めるが、現時点での焦点は、メルセデスとの2014年だと繰り返した。
「新しいエンジンが始動したと聞くのは常に嬉しいことだし、組織全体にとって素晴らしい瞬間だ。全員にとって満足な瞬間だ」とジョナサン・ニールはコメント。「ホンダは、最初のエンジンを構築し、製造し、動かせるように全力を尽くしてきた。それは妊娠に例えることができる。最初の9カ月間に集中し、そのあと初めてハードワークがスタートしたことを理解する」「我々にはすでに動くものがあるが、エンジン、ERSシステム、バッテリー技術、その周の多くのシステムなど、競争力のあるパワーユニットを開発できるように一緒にやっていかなければならない作業がどれくらいたくさんあるかについて幻想を抱いてはいない。特にマクラーレンにとっては、2年間でそれを2回やるということはかなり野心的なプロジェクトだ。だが、我々はそれについて本当に興奮している」「だが、今シーズン末まで数週間しかないこの時期では、来シーズンのスタートにむけて、高性能で信頼性のあるパッケージをまとめられるように、全ての手はメルセデスとのエンジンを統合するための作業、エクソン・モービルとの燃料および潤滑油のプログラムの開発に集中している」関連:ホンダ、2015年F1参戦にむけて開発中のエンジン音を公開