フェリペ・マッサは、2014年F1マシンでロバート・クビサとポール・ディ・レスタをテストしたところでウィリアムズは2018年のF1シートの可能性を判断するための十分な情報を得られることはないだろうと主張する。ウィリアムズは、2018年のドライバーとしてランス・ストロールの続投を発表しているが、フェリペ・マッサの契約更新は保留している。
そして、フェリペ・マッサの後任として、ロバート・クビサのF1復帰、リザーブドライバーを務めるポール・ディ・レスタ、そして、エンジン供給元のメルセデスの契約ドライバーであるパスカル・ウェーレインの名前が報じられている。さらにウィリアムズは、10月中旬にハンガロリンクでポール・ディ・レスタとロバート・クビサを2014年のF1マシンで走らせて、2018年のF1シートに値するかどうかをテストすることになった。当然、自身も2018年にウィリアムズでF1を継続することを望んでいるフェリペ・マッサにとっては決して面白い状況ではないだろう。フェリペ・マッサは、2016年末に一度F1引退を表明しながら、ニコ・ロズベルグの電撃引退によってメルセデスに移籍することになったバルテリ・ボッタスの後任として、ウィリアムズから説得されてF1に復帰している。フェリペ・マッサは、古いマシンでテストをしたところで、パフォーマンスは測れないと考えている。鈴鹿サーキットで木曜日に開催されたF1日本グランプリの記者会見に出席したフェリペ・マッサは「僕にとっては何も変わらないと思う」とコメント。「ウィリアムズは僕がチームに何を与えられるかを100%わかっているし、4年前のマシンでテストをしたとことで、それは完全に異なるものだ。そんなに評価にはならないだろう」フェリペ・マッサは、F1での自身の将来について“かなりリラックス”していると語る。「僕は今年のここまでのレースで自分にできるベストを尽くて楽しんでいるし、来年どうなるかはわからない」「もう1シーズン走ることにかなりやる気を感じている。僕には素晴らしいかたちでそれができると思っているし、すでに僕がやっているようにチームに多くのものを与えることができると思っている」「でも、僕が決めることではないし、チームが決めることだ」「僕はチームだけでなく、F1に多くのことを与えてきたし、みんなが満足するならば、F1に残るだろう」フェリペ・マッサは、ホームグランプリであるF1ブラジルGPまでには自分の将来について知りたいと述べた。昨年、引退を表明していたフェリペ・マッサは、インテルラゴスのファンから素晴らしいセレモニーを受けた。「締め切りはない。もちろん、ブラジルのレース前にどうなるかわかっていることは、チームにとっても、僕にとっても良いことだと思う」「それが可能かどうか見てみるつもりだけど、そうなることを願っている」関連:ウィリアムズ、クビサとディ・レスタのシュートアウトを実施との報道
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