リアム・ローソンは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで迎えた週末を「かなり悪かった」と認め、「自分のせいでチームを苦しめてしまった」と語った。とはいえ、レーシングブルズが2度もVCARB 02を修復してくれたことに対して「本当に感謝している」とも述べた。ローソンは、2回のクラッシュ(FP2とFP3)によって予選と決勝に向けた準備が大きく妨げられ、シンガポールGPの予選セッションを14番手で終えた。
ローソンは、自身のQ2敗退の原因を「走行時間の不足」にあるとし、「当然ながら十分ではなかった」と率直に語った。「最後のラップまではかなり良かったと思う。でも新品タイヤでなぜ遅くなったのかは分からない。たぶんクラッシュで走れなかったことの影響だと思う。これも学びだし、今週末は自分のせいでチームを苦しめてしまった。マシンを2度も直してくれたチームに本当に感謝している」「自分としては明らかに不十分だったけど、明日は何とか結果を出したい」FP3でのクラッシュについて尋ねられると、ローソンはターン7立ち上がりで縁石に乗り、リアが弾かれて壁にヒットした場面を振り返った。「縁石に乗って、マシンが跳ね飛ばされたんだ。こういう市街地サーキットでは起こりうることだけど、2日連続でやってしまったのは本当に良くなかった」チームメイトのアイザック・ハジャーがQ3に進出して8番手を獲得したことで、ローソンは厳しい立場に置かれている。角田裕毅とともにレッドブル・ファミリー内での将来を争っており、F1での去就にも関わるだけに、今回の結果がどう影響するかは「まったく分からない」と明かした。2週間前のバクーでキャリア最高位となる5位を記録した直後の苦戦となった。「この位置からポイントを狙えるか」と問われたローソンは、次のように答えた。「この位置からはすごく厳しいと思う。でもマシン自体は速いから、どうなるか見てみよう」
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