ランド・ノリス 高デグの決勝を警戒「かなりクレイジーになる」直線速度不足も懸念
ランド・ノリスは、2026年F1バーレーンGP in マレーシアの予選を5番手で終え、レッドブルやフェラーリとの大きなタイム差を認めながらも、自身の走りには満足感を示した。
マクラーレンはセパンでライバル勢に対して苦戦しており、ノリスはポールポジションのマックス・フェルスタッペンから0.627秒差。それでも、高いタイヤデグラデーションが予想される決勝では「かなりクレイジーになる」と語り、長いレースの中でチャンスが生まれることを期待している。
「自分の仕事には満足できる」
予選後、レッドブルやフェラーリとの差について問われたノリスは、現状では自分にできることは限られていると語った。
「それについて僕にできることはあまりない。自分の仕事に満足するしかない。確かに僕たちはペースからかなり離れているけど、現状はそういうものだ」
「マシンは苦戦している。すべてが少しひっくり返ったような状況なのは明らかだ」
週末を迎える前の予想とは勢力図にも違いがあるという。特にノリスにとって意外だったのが、レッドブルの速さだった。
「メルセデスはもっと速いと思っていたし、レッドブルが週末を通してこれほど速いのは驚きだった。もしかすると、僕たちは予想していた以上にこの路面に苦戦しているのかもしれない」
それでも、自身の予選最終アタックについては手応えを感じている。
「僕のラップは良かった。自分としては、各セクターをまとめて、自分のベストラップを作るという意味では、最後のラップで間違いなくそれができた」
「だから、僕たちはかなり離されているけど、自分自身のパフォーマンスという点では、今日はいい仕事ができたと思っている」

高いデグラデーション「今年経験したことがない」
金曜日のロングランではマクラーレンにも一定の競争力が見られた。決勝では高いタイヤデグラデーションによって複数回のピットストップが予想されており、予選とは異なる展開になる可能性がある。
「間違いなく、まだいろいろなことが起こり得る。僕たちはまだマックスのペースからコンマ6秒くらい離れている」
「アイザックも上位にいるし、レッドブルが速いマシンなのは明らかだ。2人ともいい仕事をしている。だから厳しいレースになると思う」
一方で、セパン特有の高いデグラデーションは今季のマクラーレンにとって未知の領域だという。
「僕たちにとっては新しいレースになる。今年、これほど高いデグラデーションを経験したことはないと思う」
「明日はかなりクレイジーになると思う。だから、どうなるか見てみよう。長いレースだし、チャンスはたくさんある」
「なぜか僕のマシンはストレートでまだ遅い」
ノリスが決勝に向けて懸念しているもうひとつのポイントが直線速度だ。マクラーレンは週末を通してストレートでタイムを失う傾向があり、ノリスは自身のマシンではその問題が依然として残っていると明かした。
「僕のマシンは、なぜかまだストレートで遅い」
「だから僕にとっては厳しいレースになる。そうあるべき以上に厳しいレースになると思う」
予選5番手からスタートするノリスにとって、純粋なペースではレッドブルとの差が大きい。しかし、高いデグラデーションによる複数回のピットストップや天候など、決勝には予選とは異なる要素が加わる。直線速度不足という弱点を抱えながら、マクラーレンが長いレースでどこまで巻き返せるかが焦点となる。











