アイザック・ハジャー F1バーレーンGPで5グリッド降格「それでも上がっていける」
レッドブルのアイザック・ハジャーは、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるF1バーレーンGPで、5グリッド降格ペナルティを受ける見通しであることを明らかにした。
ハジャーのマシンは2026年シーズンのパワーユニット(PU)コンポーネントの年間使用上限をすでに超えている。負傷したハジャーに代わってリアム・ローソンが出場した際に使用したPUコンポーネントも、ドライバーではなくマシン側の使用数としてカウントされるためだ。
F1の規則では、年間使用上限を超えて最初の追加コンポーネントを投入した場合は10グリッド降格、それ以降の追加コンポーネントについては5グリッド降格が科される。
ハジャーのマシンは各コンポーネントについて最初の超過による10グリッド降格をすでに消化しており、今回は予選順位から5つ降格することになる。RacingNews365は、具体的にどのコンポーネントを交換するのかについてレッドブルに確認を求めている。
一方、同じRBPTフォード製PUを使用するレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドも、新たなPUを投入するため、最後尾スタートとなることが発表されている。
バクーの好調がセパンでも続くか
前戦F1アゼルバイジャンGPではレッドブルが高い競争力を発揮した。ただし、セパンはバクーとは性格が大きく異なる伝統的なレイアウトであり、ハジャーは今回の週末がマシンの実力を測る重要な機会になると考えている。
「バクーは間違いなく僕たちのマシンに合っていたサーキットだと思う。アップグレードも役割を果たしたけど、セパンのような、より伝統的なレイアウトで走ることで、自分たちがどの位置にいるのか、もっとよく分かると思う」
「正直、このレイアウトでは僕たちの競争力は少し落ちると思っている。それでも今週末に表彰台を争えるなら、本当にいいことだ」
ただし、ハジャー自身にとっては5グリッド降格がレースを難しくする。
「僕にとっては少し難しい。5グリッド降格を受けるはずだからね。でも、それでもレースペースがあれば順位を上げていけるというのは本当だと思う」
「上がっていけないなら、それは僕たちに十分な速さがないということ。それだけだ」

フェルスタッペンのセパン経験を活用
F1がセパンで最後にレースを開催したのは2017年。当時のマレーシアGPを制したのは、現在ハジャーのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンだった。
ハジャーはシミュレーターでセパンを走り込んでいるものの、実際のコースでは再現できない要素があるとして、フェルスタッペンの経験が小さなアドバンテージになると考えている。
「彼はこのサーキットの秘密を知っている」
「僕もシミュレーターで練習したけど、実際に来て走ってみれば、やっぱり違う。シミュレーターでは再現できないことが必ずあるからね」
「彼がここで最後に勝ったドライバーだというのは間違いなくアドバンテージだ。小さなものかもしれないけど、確実にアドバンテージではある。それを最大限に活用するつもりだ」
ハジャーにとって、予選でどこまで上位につけられるかは通常以上に重要になる。5グリッド降格を背負うなかでも十分なレースペースを示し、前戦バクーで見せたレッドブルの競争力がセパンでも再現できるかが注目される。











