ニコ・ヒュルケンベルグ アウディF1で長期参戦に意欲「望まれる限り走る」
ニコ・ヒュルケンベルグは、アウディとの将来について、チームから必要とされ、自身が楽しみながら速さを維持できる限りF1で走り続けたいとの考えを示した。

38歳のヒュルケンベルグは2027年までアウディとの契約を結んでいる。2026年シーズンは結果だけを見れば苦戦が続いていたものの、第11戦ハンガリーGPでは9位に入り、今季初ポイントを獲得。本人はランキングに表れている数字と実際のパフォーマンスには大きな隔たりがあると強調している。

ランキング以上の手応えを強調
ヒュルケンベルグはドイツ紙『Sport Bild』に対し、2026年シーズンを単純にポイントだけで評価するべきではないと語った。

「そこに見えているものと、実際にコース上で起きたこと、そしてチームとして僕たちがどの位置にいるのかには、大きな隔たりがある」

「ランキングだけを見れば『なんてひどいんだ』と思うだろう。でも、それぞれのレースを振り返って全体像を見れば、状況はかなり明確に感じられる」

アウディは2026年からワークスチームとしてF1に参戦。ヒュルケンベルグは経験豊富なドライバーとして、そのプロジェクトを支える重要な役割を担っている。

シーズン序盤はポイント獲得に届かないレースが続いたが、ハンガリーGPでは9位に入り、ようやく結果としても前進を示した。

2027年以降もアウディで走る可能性
ヒュルケンベルグとアウディの現在の契約は2027年までとなっているが、それ以降についても本人は可能性を否定していない。

「絶対にないとは言わない。でも、それを考えるにはまだ早すぎる。僕は今この瞬間に集中しているし、1年ずつ考えている」

そのうえで、現役を続けるための条件について明確に語った。

「僕が楽しめていて、ストップウォッチが正しい数字を示していて、チームが僕を必要としてくれる限り、僕はアウディで走る」

「それがかなり長く続くことも想像できる」

2027年シーズン終了時には40歳を迎えることになるが、年齢そのものを引退の基準にはしていない。自身のパフォーマンスとモチベーション、そしてチームからの評価が維持される限り、アウディとの関係をさらに長く続ける考えだ。

ニコ・ヒュルケンベルグ アウディF1

契約よりもアウディF1の成長を優先
もっとも、現段階でヒュルケンベルグが重視しているのは、2028年以降の自身の契約ではない。アウディのF1プロジェクトそのものが正しい方向へ進んでいるかどうかだ。

「今重要なのは、このプロジェクトが正しい方向へ進んでいることだけだ。そして、僕たちはそうできている」

「それ以外のことは後からついてくる」

アウディにとって2026年はワークス参戦初年度であり、マシンとパワーユニットの双方を含めたプロジェクトを成長させていく段階にある。ヒュルケンベルグも目先の契約交渉より、まずチームとして競争力を高めることを優先している。

ハンガリーGPで今季初ポイントを手にしたヒュルケンベルグにとって、重要なのはランキング上の数字だけではない。自身の速さが維持され、アウディのプロジェクトが前進を続けるのであれば、その関係は現在の契約が満了する2027年以降も続く可能性がある。

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カテゴリー: F1 / ニコ・ヒュルケンベルグ / アウディ