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ホンダF1 アロンソ車のオイル系に異常兆候「新しいPUを保護するため走行中止」

ホンダF1 アロンソ車のオイル系に異常兆候「新しいPUを保護するため走行中止」

2026年F1第15戦アゼルバイジャンGPが9月24日(木)にバクー市街地サーキットで開幕。ホンダF1は大会初日、アストンマーティンの2台で新たなパワーユニット(PU)コンポーネントを投入し、バクー特有のエネルギーマネジメントやドライバビリティの最適化を進めた。

一方、FP2ではフェルナンド・アロンソのオイルシステムのデータに通常とは異なる兆候が確認された。

ホンダF1は新しいPUを保護することを優先し、セッション中のアロンソの走行を取りやめた。これに伴い、一部の部品を交換することになった。

バクーに合わせてエネルギーマネジメントを最適化
アゼルバイジャンGPの舞台となるバクー市街地サーキットは、低速コーナーが連続するテクニカルな区間と長い全開区間を併せ持つ。そのため、パワーユニットには最高速性能だけでなく、エネルギーを効率よく配分するマネジメント能力や低速域での扱いやすさが求められる。

ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎は、初日の作業について次のように説明した。

「今週末に向けて2台のパワーユニットについてコンポーネントを交換しています。FP1で想定通りに機能していることを確認後、バクーで特に重要となるエネルギーマネジメントについて、シミュレーションと実走行のデータをもとにセッティングを行いました」

「1日を通じてコースの低速区間で特に重要となるドライバビリティやターボの挙動について最適化を進めており、明日に向けて今夜さらに作業を進めます」

ホンダF1 / アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

アロンソのオイルシステムに異常兆候 PU保護を優先
しかし、FP2ではアロンソのマシンに懸念材料が発生した。オイルシステムのデータに通常とは異なる兆候が見つかり、ホンダF1はセッション中に状況を解析。新たに投入したPUへのダメージを避けるため、走行を継続しないことを決めた。

折原伸太郎は「FP2では、アロンソ選手のオイルシステムのデータに通常とは異なる兆候が確認されました」と説明した。

「セッション中に慎重に解析を行った結果、新しいパワーユニットを保護するため、アロンソ選手を走行させない判断をしました。残念ながら、そのため今夜、一部の部品を交換する必要があります」

ホンダF1にとって、アゼルバイジャンGP初日はバクーに合わせたPUの最適化を進める一方、アロンソ車では予定外の対応を迫られる一日となった。チームは一部部品を交換するとともに、初日に収集したデータを分析し、金曜日の走行に向けてエネルギーマネジメントやドライバビリティ、ターボの挙動をさらに煮詰めていく。

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