ホンダF1 セパン初日は冷却とエネルギーマネジメントに注力「予選へ最適化を進める」
ホンダF1は、2026年F1第16戦バーレーンGP in マレーシアの初日を終え、セパン・インターナショナル・サーキット特有の粗い路面や高温環境への対応を進めた。折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアは、FP1とFP2を通じて走行距離を重ね、予選に向けたデータ収集を進めることができたと振り返った。
アストンマーティン・ホンダは金曜日、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールの2台でセパンを走行。特にホンダF1側では、パワーユニットのエネルギーマネジメントと、高温のマレーシアで重要となる冷却性能の確認が初日の主要な作業となった。
粗いセパンの路面で「非常に有意義な一日」
セパンは粗い路面特性を持つことから、ホンダF1は金曜日に可能な限り多くの走行距離を重ね、データを収集することを優先した。
「今日は可能な限り走行距離を重ねることに注力しました。セパンの粗い路面特性を考えると、データ収集の観点で非常に有意義な一日となりました」
セパンでは路面の粗さに加え、高い気温もマシンに大きな負荷を与える。ホンダF1にとっては、パワーユニットの性能を引き出しながら必要な冷却性能を確保することも重要な課題となる。
「また、気温が高いマレーシアでは冷却性能の確保も課題となるため、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワンチームと連携しながら最善の対応策を探っていきます」

エネルギーマネジメントはシミュレーションから改善
ホンダF1はFP1からFP2にかけてエネルギーマネジメントの調整を進め、事前のシミュレーションで準備していた方向性から、さらに改善を加えることができたという。
「エネルギーマネジメントに関しては、FP1、FP2を通して調整を進め、事前のシミュレーションで得ていた方向性をさらに改善することができました」
金曜日のFP2ではアロンソが1分39秒478で15番手、ストロールが1分40秒150で18番手。トップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は、アロンソが1.950秒、ストロールが2.622秒だった。
予選に向けてデータセッティングを最適化
アストンマーティン・ホンダにとって、金曜日のタイムシート上では厳しい位置となったが、ホンダF1は初日に収集したデータを基に、土曜日へ向けてさらなる最適化を進める。
「予選に向けては、引き続きデータセッティングの最適化を進めるため、今夜も全力で取り組みます」
高温環境での冷却性能、エネルギーマネジメント、そしてセパン特有の粗い路面への対応。ホンダF1とアストンマーティンは金曜日に得たデータを分析し、予選に向けてパワーユニットとマシン全体のパッケージを仕上げていく。











