ルイス・ハミルトン フェラーリF1代表ホーナー待望論にもバスール支持「イエス」
ルイス・ハミルトンは、クリスチャン・ホーナーがフェラーリF1のチーム代表就任に関心を示したことで再燃しているフレデリック・バスールの去就を巡る憶測について、わずか一言で現体制への支持を示した。
元レッドブルF1チーム代表のホーナーは、チームの株式を保有しない立場でF1のピットウォールに復帰するとすれば、フェラーリが唯一自分を誘惑する仕事だと認め、マラネロの名門チームを率いることを「夢」の役職と表現している。
ハミルトンがバスール体制を支持
ホーナーは昨年レッドブルを解任されて以降、F1復帰を目指しており、以前からフェラーリのチーム代表候補としてたびたび名前が挙がってきた。今回、本人が初めて公にフェラーリへの関心を表明したことで、憶測はさらに強まっている。
F1アゼルバイジャンGP後、Sky Sports F1からフェラーリを取り巻くさまざまな雑音について尋ねられ、バスールの指揮の下でチームが依然として正しい方向に進んでいると確信しているかと問われたハミルトンは、ただ一言こう答えた。
「イエス」
さらに、チーム内に「良い結束」があるのかと確認されると、ハミルトンはうなずきながら答えた。
「そうだね」
残りのレースでチームに何ができるかと尋ねられると、ハミルトンは左右を見渡した後、短くこう語った。
「努力を続けることだ」

バクーでは再び厳しいレース
フェラーリにとって、バクーでのレースはまたしても期待外れの結果となった。シャルル・ルクレールは2番手から4位に後退し、ハミルトンも厳しい午後を過ごしてスタート順位と同じ6位でフィニッシュした。
「僕の視点ではかなりひどいレースだった。ほとんど前に進めなかった」
7度のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンはそう振り返った。
「前のドライバーたちについていけなかったし、後ろのドライバーたちを抑えるのにも苦労した。今日は単純にペースが足りなかった」
「全体的に、週末を通してタイヤを機能させることができなかった。何度も何度もウィービングしたけど、タイヤがまったく入らなかった」
「第1スティントの終盤になって、突然タイヤが入り始めて機能するようになった。それで前を走っているみんなと同じようなタイムを出せるようになった」
「それから次のタイヤに交換したけど、レース最後のスティントでは最後までまったく入らなかった。だから、ずっと滑りながら走っていた」
ホーナー発言で再燃するフェラーリ代表人事の憶測
ホーナーがフェラーリを「夢」の仕事と表現し、F1復帰への意欲を公に示したことで、バスールの立場を巡る話題は再び注目を集めている。
しかし、少なくともハミルトンは現在のフェラーリの方向性とチーム内の結束について疑念を示していない。長い説明をすることなく「イエス」と答えたその反応は、バスール率いる現体制を支持する姿勢を明確に示すものだった。
F1アゼルバイジャンGPを終え、ハミルトンはドライバーズランキング3位。首位のアンドレア・キミ・アントネッリとは103ポイント差、バクーで優勝したジョージ・ラッセルとは37ポイント差となっている。











