ルイス・ハミルトンの派手な服装 元F1チーム代表が酷評「写真を撮らせるため」

7度のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンは、コース上での実績だけでなく、パドックで披露する大胆なファッションでも知られる存在だ。
しかし、そんな“F1ファッションキング”のスタイルは、すべての関係者から好意的に受け止められているわけではないようだ。
「フォトグラファーがいる時間にやって来る」
ハミルトンのファッションに容赦なく切り込んだのが、アルピーヌやアストンマーティンでチーム代表を務めたオトマー・サフナウアーだ。
『High Performance Podcast』に出演したサフナウアーは、ドライバーがサーキットに到着する時間について語るなかでハミルトンを引き合いに出し、次のように語った。
「ルイスはフォトグラファーが全員いる時間にやって来る。そうすれば、ばかげた服を着て写真を撮ってもらえるからね」
ハミルトンはグランプリ週末になると、チームウェアではなく個性的な私服でパドックに登場することが多く、その姿はF1公式やメディア、SNSなどを通じて世界中に発信される。
サフナウアーは、そうしたハミルトンの登場そのものが計算されたものだと言わんばかりの見方を示した。
共演していたジェイク・ハンフリーが、ハミルトンの服装は単に「奇抜(out there)」なのではないかとフォローすると、サフナウアーはさらに畳みかけた。
「奇抜? それをばかげているとは言わないのか?」

「ファッションは見る人次第」もキム・カーダシアンまで持ち出す
もっとも、サフナウアーもハミルトンがそうした衣装を着こなせること自体は認めている。
「ファッションは見る人次第だ。彼なら着こなせる。それに、あのファッションはキム・カーダシアンとの件でも役に立ったと思うよ」
最後の一言は、ハミルトンとモデルで実業家のキム・カーダシアンが最近のF1モナコGPで一緒にいる姿を目撃されたことを指したものだ。
ハミルトンはF1界でも突出したファッション好きとして知られ、モータースポーツの枠を超えてファッション業界でも存在感を示している。2025年には世界有数のファッションイベントであるメットガラ(Met Gala)の共同議長も務めた。
F1の常識を変えてきたハミルトンのファッション
現在ではドライバーが私服でパドックに登場すること自体は珍しくないが、ハミルトンはその文化をF1に定着させた中心人物のひとりでもある。
本人も以前、F1で自由な服装を認めてもらうまでには時間がかかり、従来の慣例を破る必要があったと明かしている。グランプリをファッションを発信する舞台として利用するスタイルは、現在のF1ではハミルトンを象徴するものとなった。
41歳となった2026年もフェラーリでトップ争いを続け、バルセロナ・カタルーニャGPでは自身通算106勝目を達成。夏休みを迎えた時点では、ドライバーズランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリを50ポイント差で追っている。
華やかな衣装でカメラの前に姿を見せ続けるハミルトンに対し、「ばかげた服」とまで言い放ったサフナウアー。F1のファッション文化を大きく変えてきた7度の王者だけに、その服装をめぐっても強烈な賛否を呼ぶ存在であることに変わりはない。
カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ
