ハースF1 小松礼雄 セパン初日はベアマン車に課題「今夜解決しなければQ1敗退」
ハースF1チームは、セパン・インターナショナル・サーキットで行われたF1バーレーンGP(マレーシア開催)初日のフリー走行を終え、エステバン・オコンがFP2で14番手、オリバー・ベアマンが16番手となった。
小松礼雄チーム代表は、オコン側では比較的クリーンにプログラムを消化できた一方、ベアマンのマシンではパーツによる挙動の違いが再び表面化したと説明。予選でQ2進出を争うためには、金曜夜の分析で原因を突き止めることが「極めて重要」だと語った。
オコンは順調 ベアマンはFP2でフィーリング悪化
FP1ではオコンが1分40秒158で15番手、ベアマンが1分40秒311で16番手。FP2でもオコンが1分39秒361で14番手、ベアマンが1分39秒706で16番手となり、2セッションともオコンがチームメイトを上回った。
小松礼雄は初日について「少し難しい金曜日でした」と振り返りながらも、オコン側については大きな問題なく走行を進められたと評価した。
「エステバン側のガレージについてはかなりクリーンでしたし、彼はいい仕事をしてくれました。もちろん改善しなければならない部分はありますが、2つのセッションをクリーンにこなすことができました」
オコン自身もFP1からFP2にかけてマシンを改善できたとし、「マシン側は健全に見えるし、本来のパフォーマンスを発揮している」とポジティブな感触を口にしている。
一方、ベアマン側では状況が異なった。小松礼雄によれば、異なるパーツを装着した際に必ずしも同じように機能しないという問題があり、FP1ではガレージの両側でドライバーから大きく異なるフィードバックが得られていたという。

小松礼雄「パーツを替えても同じように機能しない」
「オリー側については同じことは言えません。まだパーツに関する問題があると思っています。あるパーツを装着したり、別のパーツに替えたりしたときに、必ずしもまったく同じように機能してくれないという問題です」
「FP1ではガレージの両側で非常に異なるフィードバックがありました。そして、オリーはFP2よりもFP1の方がはるかに満足していました。それはコースコンディションによるものではありません」
ベアマンもFP2ではマシンへの自信を欠いていたことを認めている。低燃料でのパフォーマンスは予想より低かったとし、「FP2では少し自信が足りないと感じた。このコースではそれが大きなラップタイムの差につながる」と説明した。
セパンは高速コーナーが連続し、マシンへの信頼感がラップタイムに直結する。そのためハースにとっては、単純なセットアップ変更だけでなく、なぜ2台でフィーリングに差が生じているのかを特定することが予選前の重要な作業となる。
予選Q2進出へ「今夜解決する必要がある」
小松礼雄は、問題についてすでにいくつかの考えがあるとしながらも、土曜日までに原因を明確にしなければならないと強調した。
「この問題を本当に深く掘り下げる必要があります。いくつか考えていることはありますが、今夜解決しなければなりません。そうすれば、このパッケージの限界まで引き出してQ2進出を争うことができます」
「それができなければQ1で敗退することになります。ですから、オリーのマシンで何が起きているのかを突き止めることが極めて重要です」
FP2ではオコンが14番手、ベアマンが16番手と、現時点ではQ2進出のボーダー付近に位置するハース。オコン車で確認された比較的安定した状態をベアマン車でも再現できるかが、土曜日の予選に向けた最大の焦点となる。











